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後脛骨筋腱炎とは?(内側のくるぶしのあたりが痛い)

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後脛骨筋腱炎とは?

後脛骨筋腱炎というのは、あまり聞きなれない名前かもしれませんね。

具体的には、どんな症状が出るのでしょうか?

筋腱炎というくらいですから、筋膜や筋肉ではなく、腱に炎症が起きて、痛みが出ます。

マラソン、ジョギング、登山など、後脛骨筋を酷使する方に多いですね。

扁平足の方、肥満の方、高齢の女性にも多い印象があります。

痛みの出る場所としましては、内顆(内側のくるぶし)のあたりが痛くなる。

ふくらはぎが痛くなる、ふくらはぎが夜につる。

炎症がひどくなると、足の内側が腫れることもあります。

アキレス腱の炎症と、間違えがちな傷病でもあります。

後脛骨筋腱炎の原因について書いていきたいのですが、まずは後脛骨筋の解説を簡単に行います。

後脛骨筋とは?

 

起始  下腿骨膜、脛骨と腓骨の後面

停止 舟状骨、全楔状骨、立方骨、第2〜4中足骨底

支配神経 脛骨神経

主な働き 足関節の屈曲(底屈)、足の内反

後脛骨筋腱炎の原因とは?

簡単に説明すると、ふくらはぎの筋肉の下から出て、内くるぶしの下の腱鞘というストロー状のところを通ります。

その後、舟状骨、全楔状骨、立方骨、第2〜4中足骨底に付着します。

わかりやすくいうと、ふくらはぎから始まり、内側のくるぶしの下を通り、足の裏の内側にくっついています。

後脛骨筋は、足の内側の縦アーチ(土踏まず)を引き上げる仕事をしています。

扁平足の方は、足の内側の縦アーチ(土踏まず)が崩れてしまっているわけですから、後脛骨筋と引っ張り合いをすることになってしまいます。

一日中、後脛骨筋が、足の内側の縦アーチ(土踏まず)と引っ張り合いをしているわけですから、疲労して炎症を起こし、腫れたり痛みが出たり、夜にふくらはぎがつったりするわけです。

後脛骨筋腱炎の対策とは?

使いすぎと言われることが多いはずです。

安静にしても、改善せず、重症な場合は腱鞘を切開しする手術が行われることもあります。

まずは整形外科を受診したのちに、当院で施術と流れをお勧めしております。

安静、固定・・・というのが、よく言われる話なのですが、、、

後脛骨筋腱炎の方をよく観察していると、ある特徴があることを発見します。

その特徴とは・・・

扁平足(足首の過剰回内)を改善すること

足首は、上の図を見ていただければわかりますが、小さな骨の結合体です。

精密機械のように、実に複雑で細かい動きをしています。

骨と骨をつなぐ靭帯ですが、およそ身体の4分の1の靭帯が足首に集中しています。

足首は、そのくらい複雑で細かいのです。

先ほどにも書いた通り、後脛骨筋腱炎の方の足を観察すると、扁平足(足首の過回内・オーバープロネーション)がおきています。

画像参考元 http://bullion.co.jp/archives/43

扁平足(足首の過剰回内)

「足首の過回内が、後脛骨筋腱炎となんの関係があるのか?」

と思いますよね。

上の図を見ていただければわかるのですが、足首が崩れてしまっているので、すねの骨(脛骨や腓骨)が捻れます。

後脛骨筋がねじられ、引っ張られるイメージが想像できるのではないでしょうか?

この足首の過剰回内の問題を解決することこそが、後脛骨筋腱炎の改善への早道なのです。

扁平足の一般的に推奨される運動療法

タオルギャザーが推奨されています。

これは説明しなくても良いかもしれませんが、一応説明します。

タオルを床に置き、足の指や足の裏でタオルを引き寄せたり、丸めたりする運動です。

タオルギャザーで筋力を強化して、扁平足を改善しましょう、ということです。

タオルギャザーで扁平足が改善するのか?

タオルギャザーをいくらやっても、変化を感じられず、気がつくとやめてしまった・・・

という方は多いのではないでしょうか?

タオルギャザーで扁平足が改善した方を、私は見たことがありません。

タオルギャザーで扁平足が悪化する?

扁平足を引き起こすメカニズムを考えると、タオルギャザーの効果というのは、非常に懐疑的に見ざるをえません。

扁平足は、踵の骨や距骨の過剰回内(オーバープロネーション)から発生しています。。

つまり、踵の関節が過剰回内を起こし、中足骨がねじれて潰れてしまうことが、扁平足の直接的な原因です。

これは、外反母趾と発生機序は同じです。

先ほど、挙げたタオルギャザー。

やってみると気がついた方がいるかもしれませんが、過剰回内(オーバープロネーション)、扁平足を悪化させる動きを助長するのです。

タオルギャザーを行うと、低下しているアーチが持ち上がるどころか、指の間が開き、アーチが低下してしまうのです・・・

じゃあ、どんな動きをやれば良いのでしょうか?

それは爪先立ちの動きです。

後脛骨筋腱炎を改善するためのトレーニング

爪先立ちの動き(カーフレイズ)

タオルギャザーとか逆の動きなのですが、立った状態で、爪先立ちの動きをすると、足のアーチが上がります。

足の指を床に押し付けるような動きになり、土踏まずが盛り上がるのです。

タオルギャザーのような動きは、逆に中足骨を床に押し付ける動きで、足のアーチを低下させます。

爪先立ちの動き(カーフレイズ)は、タオルギャザー(床に敷いたタオルを足の指や足の裏で手繰り寄せる運動)とは逆の動きです。

立った状態で、爪先立ちの動きをすると、中足骨が締まり、足のアーチが上がります。

足の指を床に押し付けるような動きになり、ぐっと土踏まずが盛り上がるのです。

この動きこそが、過剰回内(オーバープロネーション)を改善する動きでもあります。

参考動画

カーフレイズのコツは、しっかりと足の指で地面を掴むように踏ん張り、身体を持ち上げる時に真上に上げることです。

真上ではなく、前に倒れるように、身体を持ち上げると楽に上がるのですが、足の裏や足の指、ふくらはぎに効きません。

真上にやると、超きついです。

動画のように壁につかまりながらではないとできないと思います。

回数も、そんなにこなせない思いますので、最初はできる範囲でやって行くといいと思います。

オススメは10回 4セットです。

これを週に2〜3回です。

4日トレーニングを開けてしまうと、神経の発達が遅くなると言いますか、戻ってしまうとされています。

最低でも、週に2回は取り組んでください。

扁平足が発生した環境を考える

カーフレイズなどの運動療法を行うのも大事なのですが、考えていくべきなのが、扁平足が発生した環境です。

「立つ」、「歩く」、「走る」という、ベーシックな動きをどのように改善していくのか?

という事です。

せっかくカーフレイズをできるようになっても、日常の「立つ」、「歩く」、「走る」という、ベーシックな動きが改善できなければ、意味がありません。

その方法としては、カーフレイズ などのエクササイズを、日常的な生活の中で、意識的にテーマを持って動作する事で、扁平足の改善には役に立つはずです。

扁平足で悩んでいる方の、何かのお役に立てればと思います。

最後にまとめると

後脛骨筋腱炎の原因は、足首の過回内が助長していると考えられます。

痛い場所だけ見るのではなく、足全体、また全身をよく観察して、施術を行う必要があります。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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