ぎっくり腰 腰痛

【腰を反らせると痛い方必見!】解剖学的に腰痛のメカニズムを解説します!

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何らかの運動などをしている人で

「腰痛になったことがない」

と方は、ほとんどいないと思います。

一度くらいは、腰痛になったことがあるのではないでしょうか?

腰が痛くなり

  • フォームに問題がある?
  • 高重量で無理をしてしまった?
  • 腹筋と背筋のバランスが悪い?
  • 腹筋が弱い?
  • 背筋が弱い?
  • 身体が硬いから?

などと「どういうメカニズムで腰痛が起こっているのか?」

と悩んだことはあるのではないでしょうか?

「解剖学的な腰痛のメカニズム」を知ることで

  • 腰痛を我慢する
  • 放っておけば、いつかは治ると思っている

といった考えが、危険であることがわかると思います。

「腰を反らせると痛い」という症状は、運動している方だけでなく、運動をしていない方にも多くみられます。

椎間関節と多裂筋が原因のことが多い理由を解説します

「腰を反らせると痛い」という症状は、椎間関節、多裂筋が原因のことが多いです。

理由は2つあります。

  1. 「椎間関節」と「多裂筋」は、「痛みに敏感で、痛みを感じやすい構造」になっています。
  2. 脊髄神経後枝内側枝が一度「防御反応」が発生させると、どんどん痛みに対して敏感になります。

脊髄神経後枝内側枝が一度「防御反応」が発生させると、どんどん痛みに対して敏感になります。

痛みに対して敏感になった状態こそが、いわゆる「慢性腰痛」です。

つまり、腰は痛みに対して敏感であり、ケアを怠ると、腰痛のループから抜け出せなくなるということですね。

もう少し詳しく説明します。

 

画像参照元 https://corelife-sports.com/blog/機能異常!~多裂筋~/

「椎間関節」

椎間関節とは、背骨1つ1つを構成する「椎体」のつなぎ目の関節部分を指します。

多裂筋

多裂筋の起始停止

  • 仙骨背面
  • 全腰椎の乳頭突起及び副突起、
  • 第7~6頸椎の下関節突起を起始

斜側上方に向かって走行

停止部

  • 軸椎以下のすべての椎骨の棘突起

作用は

  • 体幹部の伸展・側屈
  • わずかの回旋
  • 腰椎前弯の保持
  • 椎間関節の安定化

多裂筋は、脊柱のほぼ全て(頚椎の4番〜仙骨)まで付き、特に「腰部」で発達している筋肉です。

特に、下部の腰椎で発達していて、特に下部腰椎の痛みに関与しています。

作用として特に重要なのが

  • 腰椎前弯の保持
  • 椎間関節の安定化

の2つがあります。

長背筋のうち、斜胸の深層に位置する筋肉です。

多裂筋は3つに分けられます。

  1. 頸多裂筋
  2. 胸多裂筋
  3. 腰多裂筋

椎間関節と多裂筋の2つの特徴

  1. 「侵害受容器」の数が多い
  2. 「脊髄神経後枝内側枝」が支配している

ということです。

1 「侵害受容器」が多いと、どうなる?

「侵害受容器」=「痛みを感じるレセプター」

です。

椎間関節、多裂筋には「他の部位より多くの痛みを感じるレセプター」があるということです。

「他の部位よりも痛みを感じやすい」ということですね。

つまり「椎間関節」と「多裂筋」は、「痛みに敏感で、痛みを感じやすい構造」になっています。

「脊髄神経後枝内側枝の支配」だと、どうなる?

「椎間関節」と「多裂筋」は、同じ脊髄神経後枝内側枝が支配しています。

脊髄神経後枝内側枝は痛みを感じると「防御反応」を発生させます。

「防御反応」とは。多裂筋をガチガチに固めることです。

例えば「ギックリ腰」 は「痛くて動けない状態」になりますよね?

ギックリ腰は、椎間関節の炎症が起こっている例が多く「痛くて動けない状態」になります。

つまり、脊髄神経後枝内側枝が「動いたら痛いから動かないようにしてしまおう」と、多裂筋をガチガチに固める「防御反応」を起こします。

長年腰痛を抱えている方、ギックリ腰の経験がある方は「腰の筋肉がガチガチに固まる感覚」はわかると思います。

脊髄神経後枝内側枝が一度「防御反応」が発生させると、どんどん痛みに対して敏感になります。

痛みに対して敏感になった状態こそが、いわゆる「慢性腰痛」です。

「椎間関節」と「多裂筋」が原因で、「腰を反ると痛みが出る」理由 

腰椎バイオメカニクスで重要なポイントは

  • 椎体
  • 椎間板
  • 椎間関節

がうまく負担を逃していることです。

腰椎伸展位の場合、椎間関節の負担が大きくなります。

「腰椎伸展(腰を反る)ときに椎間関節の負担が増えることは、悪いことでも何でもありません。

腰椎伸展位の場合、椎間関節の負担が大きくなるのは、正常な負荷のかかり方です。

腰椎が中間位の場合

負荷が

  • 椎体
  • 椎間板
  • 椎間関節

それぞれ全体的に分散します。

腰椎屈曲位の場合

椎間板の負荷が増えます。

腰椎伸展位の場合

椎間関節の負荷が増えます。

椎間関節の負担が大きくなると・・・

椎間関節に過度に負荷がかかると「腰を反ると痛い」に繋がります。

椎間関節に負荷がかかる理由として

  • 腰椎の椎間板の動きが悪い
  • 腰椎の椎間板の狭小化
  • 多裂筋の筋緊張

が挙げられます。

椎間板狭小化により椎間関節の動きが悪くなります。

椎間関節の動きが悪くなると、腰椎の伸展時に負荷が増す「椎間関節」にさらに負担がかかります。

痛みを感じやすい「椎間関節」は、負荷が増えるとすぐに痛みとしての反応が出るということですね。

「多裂筋」について

先ほど、多裂筋の重要な作用は

  • 腰椎前弯の保持
  • 椎間関節の安定化

の2つがあると書きました。

ところが、

  • 腰椎前弯の保持
  • 椎間関節の安定化

は「腰痛」「多裂筋の筋緊張」があると簡単に崩れます。

腰椎は「生理的弯曲」といい、元々少し反っている形になっています。

多裂筋に筋緊張があると、「腰椎の前弯」を強め、いわゆる「反り腰(腰椎過前弯)」の状態になります。

多裂筋が硬くなり、「反り腰(腰椎過前弯)」になると、「椎間関節の安定化」どころではなく、「椎間関節に負担」をかけてしまいます。

一度腰が痛くなると、

ここまでをまとめると、

「脊髄神経後枝内側枝の防御反応で多裂筋の筋緊張強くなると、椎間関節の動きが悪くなり、椎間関節の負担が大きくなり、痛みが大きくなる」

といった悪循環になります。

【腰を反らせると痛い!】を改善するには?

悪循環を断ち切る方法としては、「椎間関節、多裂筋の動きの改善」が必要です。

そのためには、椎間関節と多裂筋の機能回復を促していくということになります。

  • 腰椎後弯の可動域を改善する
  • 胸椎の可動域を改善する
  • 仙腸関節の機を能回復する
  • 股関節の機能を回復する

が必要です。

具体的な手法もご紹介したいのですが、やはり個人差があり、これをやれば改善します!とステレオタイプにはお伝えできません。

まとめ

腰を痛めた場合、その後の腰痛の悪循環を断ち切るためのケアは絶対に必要です。

「ほっとけば治る」では、良くなることはありません。

専門家に見ていただくことをオススメします。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 2012年開業。頭蓋骨や手や足の骨を調整して全身を変えるちょっと変わった整体を行なっています。 私自身が重度のO脚だったことから、「足」「O脚」の研究を長年行なっています。 2018年に「足」についてのDVDが(株)医療情報研究所から販売されています。 痛みや症状、お悩みを解決することで「あなたの生活の質が感動的に上がること」を目指し、毎日一生懸命施術しています。

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