肩こりや腰痛と並んで多い症状
「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」
ストレッチやセルフマッサージなどを行っても、あまり効果が感じられない・・・
そんな方も多いと思います。
何が原因で「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」が良くならないのでしょうか?
膝関節・半月板と足首・足の指の動きが悪い
「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」
原因としては、膝や足首の動きが悪いことが挙げられます。
膝関節と半月板
膝の関節は、人間の身体に対して巨大な骨です。
カタチだけではなく、膝関節の動きは複雑です。
膝は、単に曲げ伸ばしするだけではなく、実は少し捻りながら曲げ伸ばししています。
膝の捻りながら曲げ伸ばしすることをスクリューホームムーブメントといいます。
「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」方は、スクリューホームムーブメントができなくなってしまうことが原因の1つに挙げられます。
膝の回旋(捻る動き)ができなくなっているということです。
近年の研究で分かったことですが、膝は感覚受容器なども豊富で感覚器としての役目も重要。
半月板あっての膝関節で、膝関節ありきの半月板。
この半月板も、膝の回旋(捻る動き)に重要な役目があります。
膝の回旋(捻る動き)が出来なくなっている事で、「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」が起きやすくなります。
足首
小さな骨の集合体でもある足首
骨を繋ぐ靭帯、筋肉を繋ぐ腱、靭帯や腱を覆う支帯がぎっしり。
ねじれや関節可動域制限があれば、足首から上の全てに影響を及ぼします。
この足首の動きが悪くなっていることで、「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」が起きやすくなります。
特に回内・回外という動きが悪くなることが、影響が大きいです。
足部の3つのアーチ
足部は本来3本のアーチによって支えられています。主な作用としては、
- 衝撃吸収
- 歩行、走行の時のバネとしての働きの
- 足底の筋肉や神経の保護
そして、実は筋肉や脂肪のかたまりである足裏。
足の裏は、意外かもしれませんが感覚器としても人体に取って重要な働きがあります。
足の指
「ふくらはぎがだるい、足が疲れやすい」方の足をチェックすると、足の指が浮いている方が非常に多いことに気付きます。
足の指がまったく仕事をしていない状態です。
体重が乗っていなければ、地面をまともにつかむこともできていません。
足の指の機能回復は地味ですが、非常に重要です。