ぎっくり腰 腰痛

ぎっくり腰になって、やってはいけない3つのこと

季節の変わり目に多いのが、ぎっくり腰です。

実は、私もぎっくり腰の経験者です。

20代の頃、1ヶ月に2回もぎっくり腰・腰痛になったことがあります・・・

いきなりぎっくり腰になってしまうとパニックになって冷静な判断ができなくなる場合もあります。

冷静な判断ができなくなり、余計な行動な出費をすることにもなりかねません。

「ぎっくり腰になって、やってはいけない3つのこと」についてまとめました。

参考にしてみてください。

1 いきなり民間療法を頼らないこと

私自身、整骨院を経営している立場で言いますが、まずは整形外科や病院に行きましょう。

ぎっくり腰と言っても、意外な疾患が潜んでいる場合があります。

  • 骨折、靭帯損傷などの怪我
  • ヘルニア、脊柱管狭窄症などの病気
  • 化膿などの感染症
  • 尿管結石や腎盂炎
  • 大動脈解離

整形外科や病院に行って、異常がないことがわかったら、民間療法を頼りましょう。

ぎっくり腰になったら、整体とかではなく、まずは医療機関を受診してください。

2 無理に動かないこと

ぎっくり腰は、異常がなければ放っておいても1〜2ヶ月もすれば、日常生活に支障がないようになります。

ぎっくり腰は安静にしているとダメ! 動ける範囲で動いた方がいい!

というのも一理ありますが、ケースバイケースです。

炎症が強く、あまりに痛すぎる場合は、無理に動くと悪化する場合もあります。

そういった場合は無理に動かない方がいいでしょう。

寝たきりになってしまう・・・とパニックになって無理に動いたりエクササイズを行うと、良くなる場合もありますが、かえって悪化する場合もあります。

整体を受けた方が早く動けるようになりますが、別に無理に受けなくても、そのうち日常生活に支障がないようになります。

栄養を摂って、ゆっくり安静にするというのも立派な治療の1つです。

3 SNS、ネットの情報を鵜呑みにしないこと

痛くて動けなくなり、不安になり、ついついSNSやネットで情報を見てしまうと思います。

  • ぎっくり腰の原因は〇〇です!
  • ぎっくり腰は〇〇やれば治ります!
  • ぎっくり腰を放っておくと〇〇になり危険です!

と見ている人を惹きつける力強い文言が並んでいます。

ダニング=クルーガー効果と言うのはご存知でしょうか?

キャッチーで見ている人を惹きつける力強い文言が並んでいる情報は、あまり信頼に足らないものです。

良いことばかり書いてあり、悪いことが書かれていない。

メリットばかり書かれていて、デメリットが書かれていない。

YMYLの分野では良い事と悪い事はセットです。

良いことやメリットしか書かれていない時点で、あまり信頼に足る情報ではありません。

*YMYLとは、「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのこと。

ぎっくり腰の臨床動画

この動画は足首を調整してぎっくり腰の痛みを緩和する施術を行なっています。

スクリューホームムーブメント(終末強制回旋運動)を利用した「ぎっくり腰」の臨床動画

意外かもしれませんが、このスクリューホームムーブメントができないことで、ギックリ腰や腰痛になることもあります。

下に貼り付けた臨床動画では、スクリューホームムーブメントがちゃんと行えるように導くことで、ぎっくり腰の痛みを緩和しています。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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