腱鞘炎

肘の腱鞘炎の原因とは?

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肘の腱鞘炎の原因とは?

肘の腱鞘炎を訴える方は、日々臨床を行っていて意外とみることが多い疾患です。

産後の方に多い印象ですね。

肘の腱鞘炎といっても、実は2種類あります。

  1. 上腕骨外側上顆炎
  2. 上腕骨内側上顆炎

の2つです。

臨床上、多く見るのは、上腕骨外側上顆炎ではないでしょうか。

スポーツ選手を専門に診ているという条件下でしたら、もしかしたら上腕骨内側上顆炎の方が多いかもしれません。

ちなみに、上腕骨外側上顆炎はテニス肘とも言われます。

上腕骨内側上顆炎はゴルフ肘や野球肘と言われます。

最初に、簡単に「上腕骨外側上顆炎」と「上腕骨内側上顆炎」についてご説明します。

「上腕骨外側上顆炎」と「上腕骨内側上顆炎」

上腕骨外側上顆炎

肘の外側を抑えると、痛みが出るのが特徴です。

前腕の伸筋群の使いすぎで、発生します。

前腕の伸筋群とは、手首を反らせる動きに働く筋肉です。

上腕骨内側上顆炎

ゴルフ肘では、肘の内側を押さえると痛みが出ます。

前腕の屈筋群の使いすぎで発生します。

前腕の屈筋群とは、手首を手のひら側へ動かしたときに働く筋肉です。

一応、参考までに下記のリンクを貼っておきます。

http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/LHE/02_ch2_LHE_GB.pdf

肘を操作しても治らない?!?

肘が痛いと、つい肘そのものを操作したくなったり、いじりたくなります。

軽度な方でしたら、肘そのものへのアプローチすることで、良くなるかもしれません。

大半の方が、なかなか肘そのものを見ているだけでは、改善は難しいと思われます。

この記事を読んでいる方で、肘の腱鞘炎で悩んでいて、肘にサポーターをやったり、自分でグリグリとやっても良くならなかった経験がある方は、「うん、うん」と頷いて読んでいるのではないかと思います(笑)

では、肘の腱鞘炎(上腕骨外側上顆炎)になってしまったら、どこをみればいいのでしょうか?

親指の使い過ぎ

肘の腱鞘炎(上腕骨外側上顆炎)は、一言で言うと、親指の使い過ぎです。

親指ばかり酷使してしまっているので、指の運動軸が捻れてきます。

指の運動軸が捻れるということは、手首自体の運動軸が捻れてきます。

手首が、小指側に曲がってしまっているのがわかりますか?

本来でしたら、小指側から真っ直ぐな筈なんですね。

手首が小指側に捻れてしまっているので、親指側のラインで筋肉が引っ張られ、肘が痛くなってしまうのです。

手の使い方を変える

いくら施術で手首を本来の位置に近づけても、また親指を酷使し、手首が小指側に捻れてしまえば、すぐに痛みが出てしまいそうですよね。

腱鞘炎は治るまで時間がかかる。

と言われるのは、使い方そのものを変える必要があるからです。

一回の大きなダメージで痛めてしまうのではなく、小さなダメージがボディブローのように蓄積するのが、腱鞘炎なのです。

なにせ一回のダメージは小さいですから、親指を酷使していることに、気がつかないものです。

普段は、手の指や手首なんて、無意識で使っていますからね。

使い方を変えるのは思っている以上に難しい

これはなかなか、難しいのです。

痩せたいけど痩せられない太っている人に対して、「食べる量を減らせばいいんですよ」

というようなものです。

成績を上げたいけど上がらない人に「勉強すればいいじゃん」

というようなものです。

「わかっちゃいるけど・・・」という感じですね(笑)

とはいえ、肘の腱鞘炎を根本的に治すためには、やはり腰をすえて取り組む必要があります。

改善には長期戦で考え、腰を据えて取り組むと良いと思います。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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