ひどい肩こりで悩んでいる方は多いですよね。
マッサージに通ったり、ストレッチをやったり、筋トレや運動をやっても、なかなか良くならず困っている方も多いと思います。
ひどい肩こりの共通する事として
- 顎関節症
- 開口障害(指が4本入らない)
- 口が開きずらい
- 顎に違和感がある
- 顎が歪んでいる気がする
という事はないでしょうか?
「顎と肩こりとなんの関係があるの?」
と思った方も多いと思います。
顎から首や方にかけてたくさんの筋肉が付着しています。
試しに、肩や首を触って、グッと噛む動作をすると、肩や首にギュッと力が入る感じがわかると思います。
顎のトラブルが、首や肩のトラブルに直結するという事ですね。
顎のトラブル・顎関節症を改善することが、ひどい肩こりの改善になるということですね。
ひどい肩こり・顎関節症を改善するには?
顎関節症は、一般的に原因不明と言われてしまうことが多いのです。
顎関節症の原因としてパッと思いつくのが
- 頭蓋骨の歪み
- 頭蓋骨のねじれ
- 頸椎のねじれ
- 手の指のねじれ
- 手根骨(手首の骨)の硬さ
- 肘の動きの悪さ
- 腕の筋肉の硬さ
- 肩関節の動きの悪さ
- 肩甲骨の動きの悪さ
- 肋骨の動きの悪さ
- 胸骨・鎖骨の動きの悪さ
- 股関節の捻れ
- 骨盤の歪み・ねじれ
- 膝のねじれ
- 半月板の可動性
- 足根骨(足首の骨)の硬さ
- 足の指のねじれ
- 浮き指
- 扁平足
- 腹部の硬さ
などでしょうか・・・
そうなんです。
結局、顎関節症といっても、全身をくまなくチェックして施術する必要があるということですね。
顎関節症がある方は、腰痛や肩こり、頭痛、膝の痛み、足や膝の痛み、耳鳴り、生理痛、生理不順など、様々な問題を抱えている方が多いです。
顎関節症だからといって、顎関節だけ診るのではなく、頭蓋骨を始め、全身をしっかり診て調整を入れることは非常に大事なことです。
この中でも特に重要なのが、頭蓋骨のねじれ・ゆがみです。
ひどい肩こり・顎関節症と頭蓋骨の関係は深い
何枚か写真をご覧ください。
特に耳の位置に注目してみてください。
真っ直ぐに寝ているはずなのに、左右の位置が全く違うのはわかりますでしょうか?
ご自分でもチェックすることができます。
鏡の前に立って、耳に指を入れてチェックしてみてください。
顎関節症の方は、かなりズレているはずです。
顎関節は下顎骨という骨と側頭骨という骨で関節が構成されています。
下顎骨=凸側
側頭骨=凹側
です。
耳の穴は側頭骨にあります。
これだけ耳がずれているということは、側頭骨がずれているということ。
側頭骨がずれているということは、顎関節の凹側がずれているということ。
顎関節の凹側がずれているのですから、凸側に相当に負担がかかりますよね。
ど真ん中にありますから、たくさんの骨と接しています。
ということは、他の骨の影響を受けるということ。
例えば頭頂骨や前頭骨がズレると、側頭骨がズレるということ。
側頭骨がズレるということは、顎関節がズレるともいえます。
肩こり・顎関節症だからといって、顎関節だけ診るのではなく、頭蓋骨を始め、全身をしっかり診て調整を入れることは非常に大事なことです。
ひどい肩こり・顎関節症と婦人科疾患
肩こり・顎関節症の方の恥骨の動きをチェックすると、恥骨が硬くなり、ねじれ、動かなくなっている方が多いです。。
また腹部の緊張が強く硬い方が多く、ぽっこりお腹で悩んでる方もいます。
これは恥骨、骨盤隔膜、腹膜、骨盤底筋群に問題が起きていることが要因のようです。
恥骨の骨自体に圧力がかかり、びっくりするくらい恥骨が固く動かなくなっています。
肩こり・顎関節症の方の恥骨の動きをチェックすると、とんでもなく固く動きが悪い方が多いのです。
ということは
- 生理不順
- ひどい生理痛
- PMS
- 冷え性
- むくみ
- ぽっこりお腹
- 便秘がち
- 胃腸の不調
になりやすくなるとも言えます。
まとめ
顎のトラブルが、首や肩のトラブルに直結するという事ですね。
顎のトラブル・顎関節症を改善することが、ひどい肩こりの改善になるということですね。