小顔矯正。
一度も小顔矯正という言葉を聞いたことがない!、という方は少数派ではないでしょうか。
昔からめちゃくちゃ人気・需要がある施術ですね。
なぜ人気なのかは、男性の私には正直よくわかりませんが・・・^ - ^
1 顔の骨は動きません
誤解してる方は多いのですが、顔の骨は動きません。
ですが、頭蓋骨へ施術しているベテランの療術家ならば、手に伝わる動く感覚で、顔の骨の動きが感じ取れるとは思います。
ただ、こんな微妙な感じでしたら、一般の方向けには、とてもとても「顔の骨が動きますよ!」とは言い難いでしょう。
ギューギュー顔の骨をいくら押しても、顔の骨は動きません。
2 顔の印象を変えること
小顔矯正は、顔の印象を変えることです。
物理的に顔が小さく縮小されるようなことは起きません。
繰り返しになりますが、顔の印象を変えることです。
下顎骨の調整に始まり、前頭骨や頬骨の調整でも顔の印象は変わります。
そこに軟部組織へのアプローチが加わると、いわゆる顔が上がる・締まるという印象を持つ方もいらっしゃいます。
特に最近は、コロナ禍でマスク生活が続いています。
顎関節や表情筋も大きく動かすことが減っています。
また、テレワーク中心の方は人と会話する機会も減っているため発声に関わる筋肉も使う機会が減っています。
ある意味で顔の筋肉の運動不足のようなものでして、目の大きさ、フェイスライン、自分の顔がたるんでいたということに気がついていない方も多いです。
3 小顔矯正のキモは骨
顔の筋肉はほとんどは皮膚に向かって伸びています。
顔の筋肉によって表情は豊かに変化します。
顔の筋肉で顔の印象は変わりますが、やはり顔のベースは骨です。
顎関節、環椎後頭関節、頚椎の捻れが混ざった結果が顔の印象。
顎関節、環椎後頭関節、頚椎だけでなく、鎖骨、肋骨、胸椎、上腕骨、肘関節、足趾、足根骨なんかも非常に重要です。
顔ばかりいじっていても、はっきり言って顔の印象はそんなに変わりません。
変わったとしても一時的な変化です。
どうやって全身と顔をつなげるか、というのが小顔矯正のキモになるのではないでしょうか。