ものすごく腰(ぎっくり腰とか)が痛い時、痛み止めや鎮痛剤は使ったらダメですか?
という質問をいただくことがあります。
- 一度、痛み止めや鎮痛剤を使うとやめられなくなってしまうのではないか?
- 痛み止めや鎮痛剤の副作用が気になる。
- できる事なら、痛み止めや鎮痛剤は使いたくない。
という心理が働くのでしょうね。
あと、こういう質問をいただく方は、
腰の痛みが和らいだ=治った
とは考えていないからだと思います。
ものすごく腰が痛い根本原因が解決されていないのに、痛み止めや鎮痛剤で痛みだけを和らげてしまっていいのか。
そう考えてしまうと、痛み止めや鎮痛剤を使っていいのか、不安になってしまうみたいですね。
結論から言うと、使っても良いと思います。
これには、ちゃんとした理由があります。
ものすごく腰が痛いとします。
ものすごく痛いと動きたくないですよね。
痛いと、動けなくなってしまうのです。
すると、たちまち寝たきりのような状態になってしまうこともあります。
痛み止めや鎮痛剤を使ってとりあえずでも痛みが和らげば、どうにかこうにか動けます。
なんとか、寝たきりのような状態だけは避ける事ができます。
すぐに医療機関やプロに診てもらうことができなくても、最悪な状態だけは避けることができます。
ものすごく痛い→動けなくなる
という事態だけは避けたいのですね。
腰がものすごく痛くて、動けなくなってしまい、寝たきりになると、回復まで恐ろしく時間がかかります。
そうなるのを防ぎたいんですね。
とりあえず痛みさえ和らげば
とりあえず、痛みさえ和らげば、生活で困ることが減ります。
なんとか、日常生活ができますから。
ものすごく腰が痛い、と一口に言っても、いろいろです。
割とすぐに良くなることもあれば、原因次第では痛みが取れて来るのに、時間がかかることもあります。
そう言ったときにも、私は痛いのと付き合ってください、向き合ってください、とはなかなか言えません。
無理をせず、痛み止めや鎮痛剤を併用しても良いですよ。
とお話ししています。
やっぱり痛いのはイヤですよね。