コラム

急な痛みと慢性的な痛みは別に考えなければいけないという話

整形外科や整骨院で電気治療とかリハビリ、痛い場所をほぐしてもらったりしたけど、良くならない。

また教えてもらったストレッチ、SNSで見たストレッチ、姿勢や歩き方を意識しても良くならない。

そんな話を良く聞きます。

普段は痛くないけど、急に痛くなったような痛みには、上記の方法はめちゃくちゃ効くと思います。

ただ、慢性痛に効くかというと、ちょっと怪しいところです。

年単位で肩こりや腰痛がある。いわゆる慢性痛と呼ばれるものですが、整形外科や整骨院で電気治療とかリハビリ、痛い場所をほぐすだけでは、残念ながら良くならないでしょう。

整形外科的な徒手検査も大事ですが、慢性痛の評価に使えるかどうかというと、あまり役には立ちません。

関節可動域が増えたり、筋力、柔らかさや姿勢なども慢性痛も評価としては微妙といったところでしょうか。

理由としまして慢性痛の場合、いわゆる骨や筋肉だけの問題だけでは済まないのです。

神経、facia、腸管膜や隔膜などのいわゆる膜、頭蓋骨、内臓の可動性や滑走性、受容器の問題なども考えなければいけません。

また構造面でいうところのハードウエアの問題だけでなく、生理的なソフトウエアの問題も考えなければいけません。

急な痛みとは違い、慢性痛は痛みのメカニズムも複雑です。

分けて考える必要があります。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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