「〇〇の痛みは〇〇をやればOK!」
SNSなどでよく見かけます。
〇〇をやればというのも、
- エクササイズか?
- 徒手療法か?
に分かれます。
右腰が痛い場合は〇〇エクササイズをやればオッケー!
右腰が痛い場合は〇〇を押せばオッケー!
みたいな感じですね。
実際にところ、どうなのでしょうか?
リサーチしてみました。
エクササイズと徒手療法、どっちもやった方がいい
参考動画
この動画でも言及されていますが、いきなり何かをやる前に、まずは現時点での状態把握が重要ということですね。
「必要なところに必要な処方をする」ということです。
「必要なところに必要な処方をする」というのは本当に大事です。
エクササイズだけでは機械的な刺激が難しく何ともなりません。
徒手療法だけでは、動きに対して組織的にも神経的にも活性できません。
コレクティブエクササイズを標榜しているところの多くが、徒手療法も行っていたり、外注しています。
「〜の痛みは〜のエクササイズだけやれば大丈夫!」っていうのは無理があるかもしれません。
非特異的腰痛の方は、腹横筋の筋活動の低下がみまれることが多いです。
昔は、腹横筋のエクササイズやれば非特異的腰痛が改善すると言われていました、今ではそんなことを言っている人は少数派でしょう。
とは言え、とりあえず動いておけば痛みの緩和にはなりやすいため、でどんな動きでも動かしとけば痛みは一時的におさまるケースは多いです。
とりあえず動いておけば痛みの緩和にはなりやすいため、、エクササイズ至上主義になりやすいのかもしれませんね。
徒手療法は役に立たないと言われがち?
SNS、理学療法やストレングスコンディショニングの世界では、手技療法は役に立たない可能性があると、言われがちです。
徒手療法による介入も否定されがちです。
研究データや論文も乏しく、医学的根拠に欠けるとも言われがちです。
徒手療法は、関節可動域の拡大に役立つことがわかっています。
また、その後の関節の動きのパターンを改善するのに役立ち、神経が痛みを調整するのを助けます。
徒手療法は、、関節可動域の拡大し、組織を温め、動くのを助けるのに非常に役立ちます。
エクササイズは、言うまでもなく研究データや論文も多く、その効果はお墨付きです。
徒手療法だけ頼り過ぎていても、いい結果が出ないこともあるでしょう。
同じくエクササイズだけに頼り過ぎても、いい結果が出ないこともあるでしょう。
重要なのは、状態把握です。
「必要なところに必要な処方をする」ということです。
徒手療法も、エクササイズも手段の1つです。
目的ではありません。
目的に合わせて、徒手療法やエクササイズをうまく組み合わせて行うことが重要です。
参考動画
参考文献