消炎鎮痛剤を使うの一般的にあまりいいイメージはないかもしれません。
徒手療法家や代替医療をやっている方にはネガティブなイメージが強いかもしれません。
確かに消炎鎮痛剤には副作用もあり、デメリットも多々あります。
逆に、消炎鎮痛剤を使うメリットというのもあります。
良い悪いという話ではなく、うまく特性を理解して使いましょう、ということですね。
解説していきます。
痛みを放置していると痛みが増幅する
痛みは体からの危険信号の一種ですよね。
一般の方にあまり知られてないのが、痛みを放置していると「オイコラ無視すんな」と言わんばかりに痛みを増幅させる機能が人間に備わっているという事なのです。
つまり痛みに対して過敏になるということですね。
消炎鎮痛剤などで、一度しっかり痛みを断つというのはそういう面からも重要なのです。
消炎鎮痛剤が万能でもない
消炎鎮痛剤を使うことに対して
「痛みを止めるだけでしょ」
「根本治療ではない」
という方がまあまあいるんですが、それもある意味正しいのですが・・・・
痛みが落ち着くだけで動けるようになってQOLも上がりますし、リハビリも進みますし、一時的にでも痛みを抑えるのは大事なのです。
消炎鎮痛剤をとにかく内服したがらない人の方が、全体的な医療に対するリテラシーは低めな気がしますね・・・
病気の本態を制御してないのに痛みだけ消して治ったつもりになるケースも怖いですし、消炎鎮痛剤の副作用がありますから、頼りすぎというのも危険ですし、怖いところです。