背中の痛みや腰痛。
整形外科を受診し、特に大きな問題はなかったが、安心はしたものの、まだ痛みが残る。。。
「うーん、どうしよう」となり、対処法を考え
- ストレッチ?
- 体操?
- 運動?
- 湿布や痛み止め?
- 他の整形外科?
- 接骨院?
- 整体?
- カイロプラクティク?
と思われたかもしれません。
ところが、上記の行為が、背中の痛みや腰痛の改善を遅らせることもあれば、悪化させる場合もあります。
もちろん、上記の行為を行なったことで、背中の痛みや腰痛の改善につながることもありますので、一概には言えませんが。
何が言いたいかと言うと、「背中の痛みや腰痛は、風邪引いた時みたいに対処する必要がある」と言うこと。
風邪を引いた場合、強い鎮痛剤などの注射や抗生物質が必要ではなく、水分補給、栄養補給してしっかり休養することが大事ですよね。
背中の痛みや腰痛も同じです。
いきなり
まずは基本的な
- 水分補給
- 栄養補給
- しっかり休養する
を行い、それでも改善が芳しくなければ、次の一手を考えた方が良いかと思います。
参考記事
解説します。
痛みが出ていると言うことは、どこかの組織が損傷している?
背中の痛みや腰痛に限らず、どこかが痛いということは、筋肉や靭帯や関節包など、軟部組織を損傷している可能性が非常に高いです。
特に何かをした記憶もなく、軟部組織を損傷している自覚がない方も多いと思います。
痛みのメカニズムは、かなり複雑です。
損傷している、していないと一概に言えないのですが、話が複雑になってしまいますので、ご理解をお願いします。
参考論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26752509
スポーツ外傷と、スポーツ障害の違いです。
スポーツ外傷は
- 捻って足首を捻挫した
- 手をついた際に肩を痛めた
- 膝をひねった
など、わかりやすいケガですね。
スポーツ障害は
- テニス肘
- ゴルフ肘
- シンスプリント
- ランナー膝
- ジャンパー膝
スポーツ障害の方は、小さなダメージが重なって軟部組織が損傷されます。
デスクワークなどで、肩や首、背中や腰を痛めてしまうのは、スポーツ障害的な感じかもしれません。
蓄積で身体にダメージを受けている場合、まず必要なことが
- 水分補給
- 栄養補給
- しっかり休養する
です。
ストレッチやリハビリや筋トレ、整体などを行うのは、まずは基本的なことをしっかり行い、身体が回復してから行なった方が効率よく行えます。
施術と食事どっちが大事?
結論から言うと、施術も食事も大事です。
トレーニングも食事の関係と近いかもしれません。
トレーニングだけ行っても、しっかり栄養を摂らなければ、身体は壊れっぱなしで、身体は発達しません。
そもそも、しっかり栄養を摂らないと、高強度のトレーニングも行えませんから・・・
食べたもので身体ができていますが、食事と痛みも関係があります。
また、喫煙も痛みと大きく関係します。
タバコを吸うと筋肉や腱が脆くなるという研究結果があります。
喫煙により血流も悪くなり、組織修復作用も悪くなります。
繰り返しになりますが、
- 水分補給
- 栄養補給
- しっかり休養する
が不足していると、組織修復作用も悪くなります。
結果、痛みが出やすい、治りが悪いという結果になりやすいということですね。
- ケガをしやすい
- 背中が痛くなりやすい
- 慢性腰痛
- ケガの治りが悪い
- しょっちゅうどこかが痛くなる
という方は、ドクターショッピングを繰り返したり、いろいろな民間療法やサプリメントを試す前に。
まずは基本的な
- 水分補給
- 栄養補給
- しっかり休養する
を行いましょう!
腰痛体操やストレッチ、体操や筋トレを行う前に、まずは基本的なことから行なってみましょう!
まとめ
「背中の痛みや腰痛は、風邪引いた時みたいに対処する必要がある」と言うこと。
風邪を引いた場合、強い鎮痛剤などの注射や抗生物質が必要ではなく、水分補給、栄養補給してしっかり休養することが大事ですよね。
背中の痛みや腰痛も同じです。
いきなり
まずは基本的な
- 水分補給
- 栄養補給
- しっかり休養する
を行い、それでも改善が芳しくなければ、次の一手を考えた方が良いかと思います。
参考記事