腰痛

腰痛や背中の痛みは、風邪をひいた時のように管理しなければいけない場合も・・・

背中の痛みや腰痛。

整形外科を受診し、特に大きな問題はなかったが、安心はしたものの、まだ痛みが残る。。。

「うーん、どうしよう」となり、対処法を考え

  • ストレッチ?
  • 体操?
  • 運動?
  • 湿布や痛み止め?
  • 他の整形外科?
  • 接骨院?
  • 整体?
  • カイロプラクティク?

と思われたかもしれません。

ところが、上記の行為が、背中の痛みや腰痛の改善を遅らせることもあれば、悪化させる場合もあります。

もちろん、上記の行為を行なったことで、背中の痛みや腰痛の改善につながることもありますので、一概には言えませんが。

何が言いたいかと言うと、「背中の痛みや腰痛は、風邪引いた時みたいに対処する必要がある」と言うこと。

風邪を引いた場合、強い鎮痛剤などの注射や抗生物質が必要ではなく、水分補給、栄養補給してしっかり休養することが大事ですよね。

背中の痛みや腰痛も同じです。

いきなり

まずは基本的な

  • 水分補給
  • 栄養補給
  • しっかり休養する

を行い、それでも改善が芳しくなければ、次の一手を考えた方が良いかと思います。

参考記事

https://www.rnz.co.nz/national/programmes/sunday/audio/2018713323/back-pain-should-be-managed-like-the-common-cold

解説します。

痛みが出ていると言うことは、どこかの組織が損傷している?

背中の痛みや腰痛に限らず、どこかが痛いということは、筋肉や靭帯や関節包など、軟部組織を損傷している可能性が非常に高いです。

特に何かをした記憶もなく、軟部組織を損傷している自覚がない方も多いと思います。

痛みのメカニズムは、かなり複雑です。

損傷している、していないと一概に言えないのですが、話が複雑になってしまいますので、ご理解をお願いします。

参考論文

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26752509

スポーツ外傷と、スポーツ障害の違いです。

スポーツ外傷は

  • 捻って足首を捻挫した
  • 手をついた際に肩を痛めた
  • 膝をひねった

など、わかりやすいケガですね。

スポーツ障害は

  • テニス肘
  • ゴルフ肘
  • シンスプリント
  • ランナー膝
  • ジャンパー膝

スポーツ障害の方は、小さなダメージが重なって軟部組織が損傷されます。

デスクワークなどで、肩や首、背中や腰を痛めてしまうのは、スポーツ障害的な感じかもしれません。

蓄積で身体にダメージを受けている場合、まず必要なことが

  • 水分補給
  • 栄養補給
  • しっかり休養する

です。

ストレッチやリハビリや筋トレ、整体などを行うのは、まずは基本的なことをしっかり行い、身体が回復してから行なった方が効率よく行えます。

施術と食事どっちが大事?

結論から言うと、施術も食事も大事です。

トレーニングも食事の関係と近いかもしれません。

トレーニングだけ行っても、しっかり栄養を摂らなければ、身体は壊れっぱなしで、身体は発達しません。

そもそも、しっかり栄養を摂らないと、高強度のトレーニングも行えませんから・・・

食べたもので身体ができていますが、食事と痛みも関係があります。

また、喫煙も痛みと大きく関係します。

タバコを吸うと筋肉や腱が脆くなるという研究結果があります。

喫煙により血流も悪くなり、組織修復作用も悪くなります。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27663657?fbclid=IwAR2o9kU5k6xcuejKjGDS5sCGjBC9IkEHQAr6DM1lQS5oEPV-W9lsEmmj2cw

繰り返しになりますが、

  • 水分補給
  • 栄養補給
  • しっかり休養する

が不足していると、組織修復作用も悪くなります。

結果、痛みが出やすい、治りが悪いという結果になりやすいということですね。

  • ケガをしやすい
  • 背中が痛くなりやすい
  • 慢性腰痛
  • ケガの治りが悪い
  • しょっちゅうどこかが痛くなる

という方は、ドクターショッピングを繰り返したり、いろいろな民間療法やサプリメントを試す前に。

まずは基本的な

  • 水分補給
  • 栄養補給
  • しっかり休養する

を行いましょう!

腰痛体操やストレッチ、体操や筋トレを行う前に、まずは基本的なことから行なってみましょう!

まとめ

「背中の痛みや腰痛は、風邪引いた時みたいに対処する必要がある」と言うこと。

風邪を引いた場合、強い鎮痛剤などの注射や抗生物質が必要ではなく、水分補給、栄養補給してしっかり休養することが大事ですよね。

背中の痛みや腰痛も同じです。

いきなり

まずは基本的な

  • 水分補給
  • 栄養補給
  • しっかり休養する

を行い、それでも改善が芳しくなければ、次の一手を考えた方が良いかと思います。

参考記事

https://www.rnz.co.nz/national/programmes/sunday/audio/2018713323/back-pain-should-be-managed-like-the-common-cold

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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