自律神経失調症・・・
なってしまうとつらいですよね。
私も20代の頃に経験しました。
社会人になり、何をやってもうまくいかず、生きづらさを感じていた頃でした。
こう書くと、自律神経失調症の原因はストレス?
と思ったかもしれませんね。
ストレスはあくまで原因の1つで、他にもたくさんの原因があるのです。
当時は自律神経失調症意外にもこんな症状を抱えていました。
- 頭痛
- 肩こり
- 背中の張り
- 腰痛
- 足の痛み、だるさ
- 呼吸の浅さ
- 息苦しさ
- 不眠
- 慢性疲労
症状のオンパレードですよね(苦笑)
この記事を読んでいる方の中にも、同じような症状を抱えている方がいるのではないでしょうか?
どうやって克服したのか気になりますよね。
結論を書きますと
自律神経失調症に対して頭蓋骨調整はとても効果的ということです。
自律神経失調症の原因を追及しても意味がない?
自律神経失調症の原因はなんでしょうか?
答えは「わかりません」なのです。
原因を追及するよりも
「どうやったら自律神経失調症が良くなるか?」
という方が良いと思います。
とにかく目の前の辛さを改善しましょう!
よく自律神経失調症の原因は、ストレスとも言われますよね。
特に大きなストレスもないのにも関わらず自律神経失調症になってしまう方もいます。
自律神経失調症の原因は、ストレスというのも間違いではないのですが、全ての原因ということはないでしょう。
原因の、あくまで1つです。
自律神経失調症の原因としてパッと思いつくのが
- 頭蓋骨の歪み・ねじれ・硬さ
- 背骨の歪み、捻れ
- 手の指のねじれ、硬さ
- 手根骨(手首の骨)の硬さ
- 肘の動きの悪さ
- 腕の筋肉の硬さ
- 肩関節の動きの悪さ
- 肩甲骨の動きの悪さ
- 肋骨の動きの悪さ
- 胸骨・鎖骨の動きの悪さ
- 股関節の捻れ
- 骨盤の歪み・ねじれ
- 膝のねじれ
- 足根骨(足首の骨)の捻れ・歪み・硬さ
- 足の指のねじれ・硬さ
- 浮き指
- 扁平足
- 腹部の硬さ
などでしょうか。
自律神経失調症は、何か1つやれば解決するということはなく、全身をくまなくチェックして施術する必要があるということです。
自律神経失調症の方は、私もそうでしたが、腰痛や肩こり、頭痛、顎関節症、、慢性疲労、呼吸の浅さ、息苦しさ、耳鳴り、生理痛、生理不順など、様々な問題を抱えている方が多いです。
自律神経失調症だからといって、頭蓋骨を始め、全身をしっかり診て調整を入れることは非常に大事なことです。
特に重要なのが頭蓋骨のねじれ・ゆがみへのアプローチです。
頭蓋骨調整とは?
実は頭蓋骨というのは、ヘルメットのような一つの骨で出来ていません。
23個(舌骨を入れると24個)の骨がパズルのように結合し1つの頭蓋骨を形成しています。
そんな固い頭蓋骨が捻れるとか歪むというのは、あまりイメージできないのではないでしょうか?
後頭骨・蝶形骨・側頭骨・頭頂骨・前頭骨・篩骨・下鼻甲介・涙骨・鼻骨・鋤骨・上顎骨・口蓋骨・頰骨・下顎骨・舌骨です。
それぞれ骨で小さいのですが、関節を作っています。
頭蓋骨が顔面の約60個の関節を繋いでいる縫合があります。
触診ができる縫合は約半分くらいです。
逆に言えば半分の縫合、関節も触診、検査、調整できるとも言えます。
頭蓋骨に軽く刺激を入れるだけで、全身に変化を出すことができます。
- 頭蓋骨を調整することで、
- 肩こりがなくなったり
- 腰痛がなくなったり
- 膝の痛みが取れたり
- 背中の張りや違和感が取れたり
- 骨盤の歪みが取れたり
- 足首が動くようになったり
ということが可能ということです。
頭蓋骨から全身が調整できるということです。
自律神経失調症の頭蓋骨は硬くなり横に膨らんでいます
自律神経失調症の方の頭蓋骨をチェックすると、頭蓋骨が硬くなり、横に膨らんでいて、頭蓋骨自体の可動性がなくなっている方がほとんどです。
頭蓋骨はねじれたり歪んだりするのですが、下の写真を見ていただくと、耳の位置が左右でずれてしまっているのがお分かりいただけると思います。
なぜ、頭蓋骨の動きがなくなったり、横に膨らむのでしょうか?
頭蓋骨と呼吸について
一次呼吸と言って、息を吸うと横に膨らみ、息を吐くと縦に膨らみます。
一分間に15回程度動いていると言われています。
自律神経失調症になりやすい原因として「呼吸がうまくできていないこと」が挙げられます。
具体的には
- 呼吸がバラバラで不規則
- 呼吸が浅い
頭蓋骨が横に膨らむと?
頭蓋骨がねじれていたり、歪んでいるのはもちろんですが、頭蓋骨が横に膨らんでいるのです。
身体の不調が出ている方は、頭蓋骨が横に膨らみ、肋骨も横に膨らんでいます。
施術して調子が良くなると、頭蓋骨と肋骨も締まり、頭が小さくなった印象を受けると思います。
単純に頭が横に膨らむと、神経の入っている菅も膨らみ、脳脊髄液でいっぱいになります。
すると脳だけでなく、脊髄や神経も圧がかかり、働きが悪くなります。
また、脳圧がかかり血液を脳に送りづらくなり、心臓にも負担がかかります。
また、頭蓋骨が横に膨らむということは、全身を包んでいる膜自体も膨れます。
すると胸郭内の内圧が下がり、息が吸い込まれ、胸郭は空気で満たされます。
これは肋間筋が収縮して肋骨が上に上がり、横隔膜は下がります。
息を吸ったままの状態になるのです。
長期化すると常に呼吸が浅く、一日中疲れている状態。
内臓も疲れる
心臓にも負担がかかり、心臓も疲れます。
また、横隔膜が下がると胃を圧迫します
胃が圧迫されると、腸の負担も大きくなります。
食欲不振や過食、胃もたれ、便秘、下痢などの症状で悩まされることになります。
頭蓋骨が横に膨らむ脳の圧迫的ストレスは精神にも影響を及ぼします。
精神の不安定、やる気が出ない、自分勝手、怒りっぽい、うつ症状、集中力がなくなる、など。
脳脊髄液自体が脳に溜まるので、脳自体もストレスがかかります。
頭蓋骨が硬くなり、横に膨らむことで自律神経失調症になりやすくなることがお分かり頂けたでしょうか?
身体は水の入った風船
「人体は水の入った色々な大きさの風船袋の集合体」ということです。
外側の大きな袋に圧力をかけると、当然変形しますよね。
中のヘチマ状につながった全ての袋が変形します。
頭蓋骨を調整すると、全身が変わっていくのは「人体は水の入った色々な大きさの風船袋の集合体」ということです。
まとめ
硬くなって横に膨らんだ頭蓋骨を緩めて動きやすくすることで、自律神経失調症の改善が期待できます。
もちろん全身へのアプローチも需要です!