患者さんからよく言われることにこんな事があります。
- 強い刺激、痛いくらいの方が効きそう
- 痛みに耐えながら施術を受けた方が効きそう
- 激痛整体の方が効きそう
答えは、「強さに効果は比例する訳ではない」です。
プリューゲル・アルントシュルツの刺激法則
昔は生理学の教科書にも出ていたようです。
- 弱い刺激をすることで神経機能を喚起する
- 中程度の刺激で神経機能を興奮させる
- 強い刺激は神経機能を抑制する
- 最強度の刺激で静止する
という法則です。
鍼灸の先生は、プリューゲル・アルントシュルツの刺激法則を用いて施術を組み立てていたようですね。
結局のところ、施術の目的によって刺激は使い分ける必要があります。
痛みを抑制させるために、あえて強い刺激を用いるという考え方もありますので、必ずしも強い刺激がNGというわけではありません。
施術の目的、組み立て方など、ケースバイケースですが、とにかく強くやれば効くってもんでもないということですね。