身体がだるい、身体が張っている、身体が固まっている気がする、、、そんな身体の違和感。
寒くなっていると、そう感じる方は多いのではないでしょうか?!
ちゃんと休養は取れているし、運動もストレッチもしているんだけど、どうも身体がだるいし、張っていて固まっている気がする・・・
この身体の違和感の正体はなんでしょうか?
リサーチしました。
身体の違和感は「内受容(Interoception)」という観点で説明できる
身体の違和感の多くは検査では何も問題がないことがほとんど。
もちろん、筋トレや運動などによる外的な負荷に対する身体の反応としての違和感もあります。
外的負荷がかからない状態でも何か感じる違和感。
- メンタルの問題
- 根性が足りない
- 運動不足
- 身体が歪んでいる
- 骨盤が歪んでいる
などと言われがちです。
何らかの身体の違和感を感じるということは、何かしらのサインかもしれません。
この体の違和感の正体。
「内受容(Interoception)」という観点で説明ができます。
内受容は身体(筋肉・皮膚・関節・内臓)の生理学的な感覚を感知します。
- 温かい
- 冷たい
- 痛い
- くすぐったい
- かゆい
- 触られた感覚
- 空腹などの内臓の感覚
を感知します。
内受容は感覚神経だけではなく恒常性の維持にも重要な役割を持っています。
動作や競技、日常生活においての統合性も一部担っているとされています。
実は筋肉などの筋骨格系には感覚神経がわずかしかなく、動きの変化を伝達、感知を担うのは自由神経終末がメインです。
自由神経終末からの感覚が身体の認知となり身体のイメージと繋がります。
つまり、ちょっとした感覚の変化が内受容として認識されるということです。
内受容の「感覚を感じる」という部分が統合されたフィードバックとして体の動きなどに影響されると考えられます。
また、内受容の感覚は島皮質から前帯状皮質という自律神経の機能や認知、情動に影響する分野に投射されるとされています。
内受容の感覚によって自律神経系も関わっていることが言われています。
内受容は、ちょっとした身体の感覚の変化、「なんかいつもの感じと違う・・」という感覚を敏感に認識しています。
つまり微妙な体調の変化などで内受容の感覚が変化し、筋肉や組織には大きな問題はないにも関わらずそれを違和感と感じる可能性が高いということです。
怪我や病気をした後は何か嫌な感じ、違和感が残る・・・このようなことからも説明がつくかもしれません。
内受容について
内受容は感覚神経ではなく主に無髄神経である自由神経終末による伝達によって誘導されます。
自由神経終末(感覚を感知する器官)は皮膚組織の下に多く存在すると言われています。
内受容よる刺激は大脳皮質の島皮質という場所に送られます。
体の刺激を感知するルートは2種類あります。
- 固有感覚の伝達として知られる脳の一次体性感覚野という部分へ伝達されるルート
- 内受容から大脳皮質の島皮質に送られるルート
固有感覚受容器は筋肉や関節に存在します。
固有感覚受容器は関節の角度を感じたり、運動の実行やその筋肉への伝わり方など姿勢や運動の制御に関係しています。
内受容は感覚神経だけではなく恒常性の維持にも重要な役割を持っています。
動作や競技、日常生活においての統合性も一部担っているとされています。
実は筋肉などの筋骨格系には感覚神経がわずかしかなく、動きの変化を伝達、感知を担うのは自由神経終末がメインです。
自由神経終末からの感覚が身体の認知となり身体のイメージと繋がります。
つまり、ちょっとした感覚の変化が内受容として認識されるということです。
内受容の「感覚を感じる」という部分が統合されたフィードバックとして体の動きなどに影響されると考えられます。
また、内受容の感覚は島皮質から前帯状皮質という自律神経の機能や認知、情動に影響する分野に投射されるとされています。
内受容の感覚によって自律神経系も関わっていることが言われています。
内受容は、ちょっとした身体の感覚の変化、「なんかいつもの感じと違う・・」という感覚を敏感に認識しています。
つまり微妙な体調の変化などで内受容の感覚が変化し、筋肉や組織には大きな問題はないにも関わらずそれを違和感と感じる可能性が高いということです。
徒手療法は効果的?
徒手療法を主体的に受けることで、自身の感覚を繊細に感じ、認識する事で変化も理解できます。
なかなか気が付きにくい身体の問題への対応もしやすくなるかもしれません。
ボディースキャンのようなイメージでしょうか。
また、徒手療法で身体に外部から様々な刺激を入れることで、内受容が変化し、身体が軽くなったり、スッキリしたり、柔らかくなった感じがする方も多いと思います。
そういった観点からも、徒手療法は効果的と言えるのではないでしょうか?