頭痛

脳の硬膜、頭痛の要因を解剖学的に掘り下げてみた

頭痛と一言でいっても、様々な頭痛があります。

ので、徒手療法で改善が見込めそうな頭痛はそれほど多くはないのです。

あくまで今日書くことは、徒手療法で改善できそうな範囲内での頭痛のお話です。

まずは、シュルツバンドル(Schultz's bundle / シュルツ束)から。

後頭部のところに「シュルツバンドル(Schultz's bundle / シュルツ束)」とよばれる箇所があります。

頭蓋骨と頸椎(首の骨)をつなぐ小さな筋肉の集まりを指す解剖学用語(後頭下筋群)のことです。

ここはかなり深い場所にあるので、触診は不可です。

間接的に施術するしかありません。

アーノルド神経(大後頭神経)も頭痛と関わりがあります。

アーノルド神経とセットで、三叉神経も関わりが深いのです。

三叉神経の枝で、前頭骨側に抜ける枝があるのですが、アーノルド神経も後頭部から頭頂部に抜ける神経でして、直接吻合するわけではないのですが、何らかの影響がありそうです。

三叉神経といえば、目や顎に抜ける神経ですが、目や顎も頭痛に関係するとも言えそうです。

内臓や背骨やら手首、骨盤、脚なども頭痛に絡め出すとキリがないので、今日は硬膜に関連するシリーズで書いてみました。

硬膜のお話し

脳の硬膜とは、脳と脊髄を保護する最も外側にある厚くて硬い膜です。

下は仙骨まで硬膜が包んでいます。

滑車神経などの目に関する神経が、脳の硬膜を貫通しています。

また、神経なども巻く組織で覆われていています。

例えば、交通事故などの頭部外傷を受けた場合に脳の硬膜にねじれや緊張などの問題が発生すると考えられます。

すると目の神経にも問題がは発生し、眼球が動かしにくく目が疲れやすいという問題が起きることは理論上考えられます。

また、結合組織としての硬膜は脊柱も覆っていますので、脳の硬膜にねじれや緊張などの問題が起きると全身に問題が起きるとこもあります。

頭をぶつけた後、肩こりなどの調子が悪くなる理由

頭をぶつけると、脳の硬膜などに刺激が入り、ファシアなどに何らかの影響が出ることが考えられます。

脳の硬膜に何らかの刺激が入ると、硬膜管などにも影響が出ることが考えられ、何らかの不調が出ることが考えられます。

頭部に衝撃が加わりますと、固有受容器が多い後頭部、後頭下筋群に影響を及ぼします。

後頭下筋群は、目の動きや視線にも関わり、目が疲れやすくなったり、多少のふらつきなど、影響が出ることが考えられます。

仙骨付近にも固有受容器が多く、こちらにも何らかの影響が出ることが考えられます。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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