施術を受けに来た方に、ベッドに横になってもらいます。
すると、大半の方が身体が曲がってしまっています。
簡単にいうと、身体が捻れて曲がってしまっているからなのですね。
この方も、「今日はそれほど調子が悪くない!」
とのことだったのですが、身体全体が、曲がっていますよね。
写真をお見せしたら、笑っていました(笑)
よく写真を見ると、右腕や右肘が起点に、全身が歪んでしまっていることがわかると思います。
この方は、仕事で右手をかなり酷使しています。
PCの操作やマウスや、字を書いたりと。
大半の現代人の方は同じかもしれませんね。
この方は、肘が固いのと、かなり肘が捻れています。
肘の動きの悪さを補正しようと、全身に影響が出てしまっていたのです。
肘が固い? 肘がねじれている?
と言われてもあまりピンとこないかもしれません。
この記事では、腕のねじれを改善して、身体の不調を改善する方法を解説します!
1 肘のねじれを取る!
肘のねじれを取るワークがあります!
私が実演しているわけではありませんが、わかりやすかったので貼り付けました。
参考までに!
参考動画
肩こりの方や腰痛の方は、この動きがうまくできないと思います。
とにかく反復練習あるのみです!
2 腕立て伏せ
肘のねじれの改善方法として、負荷をかけるというものがあります。
考え方としては、普段どうしても同じような生活、同じような身体の使いになりがちです。
すると、関節の動きや筋肉の動きも偏ります。
結果として、肘がねじれてしまうわけです。
プレス系の動きを行なって負荷をかけ、肘のねじれを取るというわけですね。
腕立て伏せを行なってみましょう!
3 チンニング
チンニングは、いわゆる懸垂のことです。
腕立て伏せとは異なり、プル系の種目になります。
引く動きで負荷をかけることで、肘のねじれを取るというわけですね。
とにかく動かすこと!
考え方としては、普段どうしても同じような生活、同じような身体の使いになりがちです。
すると、関節の動きや筋肉の動きも偏ります。
結果として、腕や肘がねじれてしまうわけです。
腕や肘のねじれを取るためには、とにかく色々な角度から身体に刺激を入れることです。
とにかく動かすこと!
これに尽きます!
また、身体は刺激に対してすぐに慣れてしまいます。
色々な動きや運動に取り組んでみましょう!
肘関節の簡単な解剖学
肘関節は蝶番関節であり、骨性支持を持つ比較的安定した関節です。
この肘関節は3つの関節より構成されます。
- 上腕尺骨関節
- 上腕橈骨関節
- 橈尺関節
肘関節の検査には、これらの関節と周囲の軟部組織が含まれます。
肘関節といっても、実際には3つの関節です。
肘のどの動きが固いのか?
力こぶを作るような動きで、肘を曲げる動きの屈曲という動き。
肘を伸ばす動きの進展。
手を平を下に向けるような動作の前腕の回内動作。
手の平を上に向ける動作の回外動作。
日々の生活でやってることが多い動きは屈曲と回内という動きです。
腕を曲げて、手の平を下に向けていることがほとんどですよね。
回内という動きを、肘関節周辺だけできれば良いのですが、うまく動いていない方が多いのです。
動かない関節を、相互フォローし合っている
肘だけでやると不十分なので、肩とか腰でフォローしようとしてしまいます。
そうすると、この写真の方のように、ねじれてきてしまいます。
そういう視点で観ると、右肘を中心に身体が捻れている絵が見えてくるのではないでしょうか?
まとめ
肘のねじれを改善するには、とにかく動かすこと!
考え方としては、普段どうしても同じような生活、同じような身体の使いになりがちです。
すると、関節の動きや筋肉の動きも偏ります。
結果として、肘がねじれてしまうわけです。
腕や肘のねじれを取るためには、とにかく色々な角度から身体に刺激を入れることです。
とにかく動かすこと!
これに尽きます!
また、身体は刺激に対してすぐに慣れてしまいます。
色々な動きや運動に取り組んでみましょう!