コラム

徒手療法は日本もアメリカもそんなに変わらない?

つい先日、紹介でいらしたアメリカ人の方の施術のお話です。

8週間、日常生活に支障が出るくらいの腰痛で困っているということで、ご紹介でいらっしゃいました。

腰痛自体は、施術してすぐに良くなったのですが、色々と面白い話を聞けました。

アメリカでも定期的にオステオパシーの施術を受けているようで、香港で鍼治療も受けたことがあるそうです。

今回の施術時に、いつものように内臓へのマニュピュレーションも行ったのですが、なんとアメリカでは受けたことがないとのこと。

内臓への徒手療法、整体は海外のオステオパシーが起源だと思っていたので驚きました。

アメリカでは、脊柱や筋肉へのマニュピュレーションを受けているそうです。

私自身は、海外のオステオパシーの先生は経験豊富で凄腕の先生が多く、脊柱や筋肉、神経、関節、血管、ファシア、内臓すべて当たり前に施術していると思っていたので驚きました。

もう一つ驚いたのが、腰痛が全然良くならないと「ノイローゼ」と言われ。メンタルクリニック?のようなところを紹介されることが多いそうで。

ボディ、マインド、スピリットと言われますが、日本ではボディへの施術が軽視されがちだと言われがちですが、アメリカも似たようなものなのかなと思ってしまいました。

こういった徒手療法、とにかく海外に比べて日本の徒手療法は遅れていると思っていましたが、意外にそんなに変わらないのかもしれませんね。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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