肩こり

スマホ首(頸部の屈曲)は椎間板線維輪の負担が大きくなる?

いわゆるスマホ首。

明確な定義はないと思いますが、長時間、下を向いた状態とでもいうのでしょうか?

まあ、スマホ首という言葉は、あまりいい意味では使われませんよね。

スマホ首=首に良くない

という意味合いで言われがちです。

実際のところはどうなのでしょうか?

頸部の屈曲(15度)+圧迫で椎間板線維輪の負担が大きくなる

頸部の屈曲(15度)+圧迫で椎間板線維輪の負担が大きくなるそうです。

よく言われるスマホ首の状態。

頸部を15度屈曲した状態で頭部の重さでかかる負荷は12㎏くらいと言われています。

参考文献

https://link.springer.com/article/10.1007/s00586-022-07518-y

この実験では。動物実験だから~というコメントが沢山ありますが、基礎研究は重要です。

先行研究がないと先に進みませんので、 重要な検証だと思います。

負荷と頸部痛は別の話。

ただ負荷が大きくなるから頸部痛に繋がるかというと、またそれは別の話です。

椎間板線維輪の負担が大きくなる事と、痛みなどとは直結しません。

痛みは神経の問題、内受容な受容器の問題なども大きく、〇〇が原因で〜

とは一概に言えないことがほとんどです。

 

参考文献

https://link.springer.com/article/10.1007/s00586-022-07518-y

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表  川崎浩司

厚生労働大臣免許 柔道整復師

2012年開業 目立つ看板を出さずひっそりと口コミ中心のスタイルで運営中。

人見知りで人前で喋ったり、目立つことが苦手なのに、うっかり(株)医療情報研究所から2018年に全国の徒手療法家向けのDVDを出版

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