非常にセールススキルに優れた治療家の先生は世の中には多く存在します。
素晴らしいセールストークです。
でもそんな優秀なスキルを駆使して、不要な施術やサプリメント、サポータなどを買わせる、その思想や哲学、やり方自体は、決して尊敬できるものではありません。
ただ最近の療術業界は、こういう能力が高い人を褒め称える風潮があります。
けれど僕は、とてもモヤモヤしています。
個人的には、こんな先生を優秀な先生とは思いたくないです。
セールススキルというのは、もちろん必要ですが、最近は度が過ぎているのかなと。
度が過ぎているというか、必要なものを買っていただくのではなくて、不要なものを過剰に売りつけることに使われている気がします。
最近だと、美容整形界隈でもトラブル、炎上することが多いですよね。
また、最近では矯正歯科、審美歯科とかインプラントでも似たような話も聞きます。
広告やSNSでの見せ方、セールススキルは上手だけど、肝心の腕がダメで、後で再手術になってトラブルになったなどと。
まだ娯楽や嗜好品に関することだったら、まだアレですが、健康に関することで、お金>技術 というのはダメだと思います。
「言葉巧みに人を操り、不要なものを買わせる」
こんな会社や人や商品は、この療術業界には要らないと思います。