解剖学的肢位に戻すことを目的に施術を行っています。
解剖学的肢位とは、人体のあるべき骨格の位置のことです。
実は関節・筋肉を正しい位置に戻すとあらゆる痛みが消えるのです。
4人の先生に師事し、さまざまな療法、整体法を学んできましたが、テクニックも突き詰めると押すか引くかで、解剖学に沿って動かすだけだという本質的なところに気がつきました。
〇〇式、〇〇法のようなテクニックはなんでも良くて、突き詰めると解剖学的肢位に戻すということに尽きます。
- 足首を調整すると首の痛みが緩和した。
- 指を調整すると頚椎ヘルニアの症状が緩和した。
- 股関節を調整すると腕の痛みや痺れが緩和した。
- 手首を調整したら腰の痛みが緩和した。
- 首の調整をしたら膝の痛みが緩和した
など主訴とする部位を触れることなく、痛みを取ることができる施術法になります。
また、整体は痛くて怖いというイメージはありませんか?
整体というジャンルは怖い・難しいというイメージがありませんか?
もちろん整体の世界はとても奥深く、怖い・難しいという側面もあります。
私は「整体=怖い、痛い、危ない」が「整体=面白い、楽しい」に変わるような施術になれば良いなと思っています。
もし興味をもって頂けたならば、気軽にお問合せください。
一緒に「身体の面白さ」を追いかけましょう!
施術の哲学
- 身体は一つの単位(ユニット)である。
- 身体は自己調節、自己治療、健康維持能力を持つ。
- 構造と機能は相互に関与し合っている。
- 合理的な治療は身体の調和、自己調節、及び構造と機能の相互関係の基礎的原理に基づいている。
関節整体について
関節とは骨と骨をつなぐ部分を「関節」と呼び運動器の一部です。
全身の関節は約300個あると言われていますが、ほとんど動かない関節もあり、正直なところ関節と呼べないような関節もあります。
関節整体とは、関節を基本の8方向をベースに動かして調整し、関節を正常な状態に近づけていくことです。
この手法は手間と時間がかかります。
はっきり言って時間もかかりますし、効率も悪く、地味でめちゃくちゃめんどくさい施術です(笑)
関節整体の対象箇所としては手の指の骨、手首、肘、肩関節、鎖骨、背骨ひとつひとつ、肋骨、骨盤、股関節、膝関節、足首、足の指ひとつひとつ、頭蓋骨全て。
この約300箇所ある関節を8方向に動かして調整していきます。
お気づきになったと思いますが、解剖学、運動学の知識、それなりの臨床経験が必要で難易度が高い調整法になります。
私はこの関節整体に療術家人生の全てを捧げてきました。
ほぼ口コミのみで、言うならば腕一本だけで15年間無事に営業できているのも、この独自のメソッドのおかげでもあります。
実は人間は、全身の関節ひとつひとつが正常に動くことで痛みが出ないのです。
スムーズに動けない関節があることで、他の骨や関節に負担が掛かり、痛みや症状が発生しやすくなります。
その原因を突き止めるために骨や関節の動きをチェックして動けるようにしていくことが関節整体の目的です。
5回を目安に施術を受けて頂きたいと思っています
はっきり言いますが、長年の慢性的な症状や骨格の問題は、一回施術しただけで良くなることは、ほとんどありません。
5回を目安に、施術を受けていただければ、変化や改善が見られることがほとんどです。
ましてや重症な方はなおさらです。
一回で良くなったというのは、重症風なだけで、重症な方ではありません。
正直に書きますが、私の施術を5回施術を受けていただいて、1ミリも変化が無いケースもあります。
私の知識、技術では「足りない、及ばない」ということでもあります。
この場合は、正直に患者さんに
「すみませんが私では、改善する事は困難と思われます」
と答え、病院、近隣の治療院や、もっと腕がいい先生を紹介してきました。
私としては、非常に残念ですが改善する見込みもないのに、無駄に患者さんの貴重な時間とお金を使って頂くのは心苦しいのです。
また、一部の同業者のように、治せもしないのに治せるフリをして、可能な限りお金を払わせ続けるというのも好きではありません。
商売とすれば考えればそれが良いのかもしれませんが、人として、徒手療法家としての成長を考えた場合、お金ありきというのは良くないと考えます。
徒手療法家として約20年間、治せなかった悔しさをバネに自分なりに努力、研鑽してきたつもりです。
回数券はありませんが、最低でも5回施術を受けて頂くつもりで来ていただけると幸いです。
DVDが発売されています
ご縁あって、医療情報研究所様の依頼で、DVDを制作に関わる事になりました。
内容は、「足から全身を変えて肩こりや腰痛も改善できますよ!」という内容です。
足からのアプローチの基礎理論
- 足からのアプローチにおける基本的な考え方
- どのように足の関節を見るのか?
- 足の関節を調整する目的とは?
- 足からのアプローチに早く慣れるポイント
- 足からのアプローチのメリット、デメリット
- 足の指の検査と施術の手順
- どのように関節の異常を見極めるのか?
- 内反小趾の患者さんに見られる共通点とは?
足からのアプローチの手技実演
- 楔状骨の検査と施術、そのポイントと注意点
- くるぶしの検査と施術、そのポイントと注意点
- O脚の矯正に効果的なアプローチとは?
- 半月板の硬さが引き起こす問題とは?
- 膝蓋骨の検査と施術、そのポイントと注意点
- ヒザ関節の検査と施術、そのポイントと注意点
- 思うような結果がだせない場合の対処法
- 小さい子どもと、大人の足の違いとは?
- 距骨から腰痛を改善するテクニック
- 背中の張りを足から改善するテクニック
- 「アキレス腱の捻じれ」、その判断方法と施術
- 足の指から頸椎へアプローチするテクニック
- 「足がつる」悩みを解決する簡単な方法