季節の変わり目に増えるのがぎっくり腰です。
ぎっくり腰は、真冬に多いイメージがありますが、春や秋などの季節の変わり目に非常に多いです。
これには理由があります。
気候が良い時期の、春や秋は運動会やバーベキューや旅行など、出かける機会が増えます。
疲労が溜まりやすいのです。
春や秋などに疲れがたまりやすくなる理由を開設します。
Contents
疲れが溜まっていることに気がつかない???
ほとんどの方が、なんの前触れもなくぎっくり腰になったと思っている方がほとんどです。
疲れがたまり、ぎっくり腰寸前までいっていたことに気がついていないんです。
よくぎっくり腰は、ちょっとしたはずみでなっちゃったって言いますよね。
例えば
- くしゃみ、咳
- 顔を洗おうと前に屈んだ時
- トイレの便座から立ち上がる時
- ベッドから起き上がる時、
- 子供を抱っこした時
などなど、なんてことない動作ですよね。
実は、その何気ない動作が「最後のダメ押し」になっています。「
「とどめの一撃」と言ってもいいかもしれません。
疲労の蓄積等、本人が気がつかないうちに、少しずつ少しずつ、ぎっくり腰になるようにセットアップして行っています。
いきなり疲労がドンとくるような感じだと、急に腰が重くなったと感じるんでしょうけど、毎日腰が少しずつ重くなっているような感じだと気がつきにくいですよね。
カラダの早めのチェック
例えば健康診断。自覚症状ないのに引っかかったりしますよね。
ガンなんかだと恐ろしいことに自覚症状出る頃には手遅れだったりしますしね。
歯科検診も同じかもしれませんね。
歯なんて痛くないのに、いくと1本くらいは虫歯になっていたりしますもんね。
ぎっくり腰も同じですね。
施術などで身体をチェックすると、かなり疲れが溜まっていることに気がつく方も多いです。
暴飲暴食
春や夏は、出かけることや旅行、レジャー等の楽しいことが増えます。
本人は暴飲暴食しているつもりがなくても、結果としてしていること多いと思います。
旅行先で、朝からビールを飲んでしまったり、1日にアイスやソフトクリームを何個も食べてしまったり。
なんだかんだと、一日中お菓子をつまんだり、バーベキューなどで一日食べっぱなしとか、胃腸に負担をかけることをしてしまいます。
胃腸に負担がかかると、足首の可動域に問題が出ます。
足首の可動域に問題が出れば、腰はダイレクトに負担がかかります。
暴飲暴食には気をつけましょう。
「ぎっくり腰は真冬に多い」と思い込みがある
真冬の方が腰痛の方は辛い。寒くて縮こまっているからギックリ腰の方が多い。
そんな風に思っている方も多いとおもいます。
私も、そう思っていました(笑)
初めて働いた職場は診療所でした。
結果からいうと寒い時期は病院のリハビリに来る方が減ります。
冬は腰痛の患者さんも少なかったです。
昔からそうだったらしく、上司も先輩も冬にリハに来る方が減るのは気にもしていない印象でした。
やはり、その当時もリハは気候がいい時期が忙しい印象でしたね。
寒い時期の方が、ぎっくり腰に対して用心しませんか?
私は初めてギックリ腰をやったのは5月中旬でした。
さらに2週間後にもう一回やりました(笑)
真冬ではなかったです。
春や秋は気候もいいので、動けそうな気がするんですよね(笑)
スポーツやレジャー等にいい時期です。
どうしたって活動的になります。そんな時期こそ、くれぐれも用心してくださいね!
ぎっくり腰にならないために、疲れを貯めないためにはどうすれば良いのか?
睡眠と水分をしっかりとることです。
どうしても秋や春は遊びに行くことが増え、疲れがたまりやすくなります。
睡眠時間も短くなりがちです。
意外と、水の飲む量も少なくなっている方も多いです。
しっかりと睡眠をとり、水をしっかり飲むだけで、疲れがたまりにくくなります。
疲れを貯めないことが、ぎっくり腰を予防になります。