腰痛

大腰筋が原因での腰痛

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大腰筋という筋肉はご存知でしょうか?

一般の方には、ちょっと筋肉の名前かもしれません。

私も、この業界に入るまでは知りませんでした(笑)

この、ちょっとマイナーな大腰筋という筋肉が原因で、腰痛が起きることもあるのです。

腰が痛いのは、大腰筋のせい?

腰の筋肉というと、背中にある筋肉をイメージするかもしれません。

ちょっと変わり種の腰の筋肉としては、大腰筋のような筋肉もあります。

位置的には、身体のど真ん中を走っているイメージでしょうか。

一応、腹部から手を入れると、腹部大動脈のあたりで触診が可能な筋肉ではあります。

内臓をかき分けて、なかなか指を入れないと触診できない筋肉ではあります。

腎臓の近くと言ってもいいかもしれません。

大腰筋とは?

実は、この大腰筋という筋肉ですが、かなり強力な筋肉です。

大腰筋は、浅部(浅頭)は第12胸椎と第1~4腰椎の側面およびそれらの間に介在する椎間円板から始まります。

深部(深頭)は第1~5腰椎の肋骨突起から起始します。

それぞれ、腸骨筋と合流して腸腰筋となり腸骨筋膜に包まれ、腸恥隆起を越えて走り筋裂孔を通って小転子で終わります。

また、しつこいですが、大腰筋はかなり強力な筋肉です。

大腰筋は、股関節屈筋群のなかでは最強の筋肉です。

股関節屈曲というのは、太ももをあげたり、前屈のような動作ですね。

また、歩行や姿勢維持などにも関わる、重要な筋肉です。

身体のど真ん中を走り、身体を支えているといっても過言ではない大腰筋。

この大腰筋になんらかの問題が起きていて、姿勢や腰痛といった問題が起きてくるのです。

大腰筋がどうなっているの?

2つのパターンがあります。

  1. 大腰筋が緊張しすぎている。
  2. 大腰筋が緩みすぎている。

です。

大腰筋が緊張しすぎているケースの方がわかりやすいかもしれませんね。

大腰筋がガッチガチに固まり、緊張して痛みが出ているようなイメージです。

痛そうですよね。

「大腰筋が緩みすぎている」ってどういうこと?

と思われた方も多いと思います。

実は、筋肉は関節というのは、なんでもかんでも柔らかくしたり、緩めればいいというものではありません。

あまり緩めてはいけない筋肉というのも存在します。

姿勢が支えられなくなることもあります。

筋肉や関節には、適度な締まりが必要なのです。

筋肉にうまく力が入らなくなっていて、痛みの原因になることもあるのです。

大腰筋は、姿勢保持や歩行にも大きく関わると書きました。

大腰筋が緩みすぎ、力がうまく入らなくなっていると、姿勢保持や歩行にも影響が出て来ます。

大腰筋と締めると言いますか、大腰筋に力が入るような施術も必要なのです。

大腰筋=下腿三頭筋?

下腿三頭筋は、ざっくりいうと「ふくらはぎの筋肉」です。

大腰筋、腸骨筋と下腿三頭筋は相互フォローの関係にあります。

股関節の人工関節のオペをしている方の「ふくらはぎがパンパン」なのは、大腰筋の活動が低下しているためだったりします。

低下した大腰筋の活動を補うため、代償的に下腿三頭筋が優位に働くというわけですね。

逆に、下腿三頭筋の活動が低下すると、大腰筋・腸骨筋が過剰に活動せざるを得ないということです。

ぎっくり腰の方、ぎっくり腰寸前の方の「ふくらはぎ」がパンパンに張っているのは、低下した大腰筋の活動を補うため、代償的に「ふくらはぎ」が優位に働くというわけですね。

セルフケアに・・・

「ふくらはぎ」をチェックして、大腰筋の状態を判断して、セルフケアとして使ってもいいかもしれませんね。

大腰筋が自分では無理でも、「ふくらはぎ」でしたら、自分で揉んだり、伸ばしたりできますから。

ただ、気をつけて頂きたいのが、とにかく「ふくらはぎ」を緩めればいいというものではありません。

セルフケアでは難しいのですが、緩みすぎている「ふくらはぎ」を締める施術というのも必要な場合があります。

緩みすぎている「ふくらはぎ」を、もっと緩めてしまうと腰痛が悪化することも考えられます。

ご注意ください。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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