腰痛

日本の腰痛治療が30年前から進化しない理由〜豊島区池袋/東長崎「ながさき整骨院」〜

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豊島区池袋/東長崎「ながさき整骨院」日本の腰痛治療が30年前から進化しない理由

日本人の3人のうち1人が腰痛経験者、または腰痛の自覚があると言われています。

腰痛になっても、人によって対処法はさまざまだと思います。

  • いつか良くなるだろう、と腰痛を放置する方
  • 筋トレやストレッチ、ヨガ等、腰痛を自分で改善しようとする方
  • 病院、整形外科、ペインクリニックに行く方
  • 保険が使える整骨院に行く方
  • 保険が使えない整骨院、整体、カイロプラクティク等

代表的なものだと、こんなところでしょうか?

ファーストチョイスとして病院、整形外科、ペインクリニック、保険が使える整骨院に行くという選択肢が一番多いのではないでしょうか?

 

こういった保険が使える医療機関の腰痛治療は30年くらい前からほとんど変わっていません。

ほとんどの病院や整形外科では「かんたんな問診→画像検査→画像所見」

気が利いたところだと、電気治療や牽引、ウオーターベッド、かんたんなマッサージ等のリハビリ。

整骨院だと「かんたんな問診→電気治療→マッサージ」 

これだけ医療が発達しているにもかかわらず。

なぜ、30年前からほとんど変わらないのでしょうか?

保険に依存した診療

日本の保険医療制度は所得に関係なく、誰でも平等に良質な医療を受けられる素晴らしい制度です。

一方で、医療の質の向上を妨げ、事務的で柔軟性が乏しい医療が横行する原因になったとも言えます。

現行の保険診療の点数制度では、一日のたくさんの患者さんを診ないと収益が上がりません。

薄利多売でやっていかないと、経営が成り立たないのです。

となると患者を診るというよりも、患者を捌くということになってしまいます。

ほとんどの医療機関では一人当たりの診察時間・治療時間を極端に短くせざるを得ません。

リハビリや整骨院での治療も同様です。

5〜10分程度、お茶を濁すようなリハビリやマッサージをして治療というより、どうやって患者さんを捌くかということに重きが置かれています。

病院の診察でも、本来なら一番重要な、触診や徒手検査など、手を用いる検査が大事です。

ほとんどの病院や整骨院が、時間と手間がかかる大事な触診、徒手検査を省略し、「かんたんな問診→画像検査→画像所見」をもとに診断→薬の処方」というルーチンで診療しています。

整骨院なら 「かんたんな問診→電気治療→マッサージ」 という流れです。

問診すらしない整骨院もあると聞きます。

実は触診や徒手検査は、経験や技術、勘、センス等の医師や治療家の技量の差が歴然と出ます。

保険診療のような枠組みでは、先生によって差が出てはマズイのです。

保険診療で金額が一緒なのに、人気の先生、不人気の先生がしまうと、円滑に外来がまわらなくなります。

省略して短時間で済んだ方が、医療者側の技量の差が出にくいので、ボロが出にくいという病院側のメリットもあります。

問診も同様です。

医療者側の経験や力量が大きく影響します。

カウンセリング能力、コンサルティング能力、知識、プレゼン力などです。

誰にでも同じようにできるわけではありません。

医療者側もずっとそのやり方をやっていると、もう抜け出せなくなります。

何年もそんなやり方をこなしていると、怖くて新しいことにチャレンジできなくなってしまいます。

1割くらいの先生が、その枠組みから飛び出して独自の腰痛診療のスタイルを模索して行くのです。

でもみんな、頭ではわかっているんです。

何か根本的にやり方を変えないと、目の前の腰痛患者さんを救えないことを。

勇気を出して、お茶を濁すだけの治療から脱却しなければと思いながらも、「患者さんが減ったらどうしよう」、「売り上げが落ちたらどうしよう」、となってしまい、結局同じことを9割の方が繰り返しています。

「もうちょっと勉強したら変えたい」

「準備ができたら始めます」

なんていっているうちは一生一歩踏み出せない人生でしょう。

長年やってきた今までのやり方を捨てて、新しいことにチャレンジするのは怖いんです。

私だって一緒です、新たしいことにチャレンジするのは怖いです。

新しいことを始めるには、古いやり方を捨てなければいけません。

ある意味、保険診療で安定した収入を捨てるわけですから、お金のことばかり考えてしまうとやはり変えられません。

ちょっと脱線しますが、「完治させる」「患者さんのために!」なんてドヤ顔で言っている先生もいます。

本当に「患者さんのために」と思っている先生はいちいち「患者さんのために」なんて言いません。

言わなくても行動や結果で示しているはずですから。

依存という恐怖

保険というシステムに依存してしまうと、思考停止に陥ってしまうのでしょうか?

依存状態の医療者は、気がつくと30年も同じことを繰り返してやっています。

目の前の患者さんは全然良くなっていないのにもかかわらず。

まとめ

これだけ医学が発達しているのにもかかわらず、腰痛や肩こりを訴える方が減らないのは、保険制度に依存した診療スタイルという原因があります。

良い悪いはともかく、保険制度に依存してしまう医療者側や患者サイドにも問題があるような気がしてなりません。

 

 

 

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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