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妊娠中(妊婦)に腰痛になった場合のストレッチなどの対策・対処法は?
妊娠中は、ホルモンのバランスも変わり、身体に様々な変化が出ることがあります。
妊娠初期、中期、後期といった時期にかかわらず、腰痛や足のむくみといった症状が出てくる方も多いです。
もちろん安定期までは、運動らしい運動はできませんので、運動不足にもなります。
また、安定期に入っても、できる運動は限られます。
妊娠中に腰痛になった場合のQ&A式に対処法をまとめてみました。
参考になると嬉しいです。
妊娠初期に腰痛になっても、できる対処法はありますか???
妊娠初期のころは、まだ母子共に不安定な状態です。
身体に不必要な刺激をいれるのは、あまり好ましくありません。
腰が痛いと、骨盤周辺や腰やお尻の筋肉のストレッチなどを行いたくなりますが、できれば避けた方がいいでしょう。
残念ですが、あまり自分では行える対処法はないということです。
専門家の指示を仰ぐのがベストでしょう。
もし、どうしても腰が痛くお困りでしたら、まずは主治医の先生に相談するのがベストです。
こういった民間療法の治療院で施術を受ける場合も、まずは必ず主治医の先生にご確認ください。
主治医の先生の許可をいただいてから、施術を受けるのがベストです。
また、禁忌事項なども併せて聞くとおき、施術者に伝えると良いでしょう。
妊婦NGのお店や治療院は、結構多いです。
予約する前に、問い合わせておくと良いでしょう。
予約してお店を訪問して、いざ施術を受けることになって、妊娠中ということが発覚してお断りになったら悲しいですもんね。
もし、当院で施術を行うとしたら、手首や足首など、末端から腰痛を改善する手法を用いることになります。
よく、患者さんから「家でやりたいので教えてください!」
と言われることがあるのですが、手首や足首など、末端から腰痛を改善する手法は、患者さんが自分に行うには、習得できるまで膨大な反復練習や勉強が必要になります。
患者さんが行うのはあまり現実的ではありません。
妊娠中期、後期に腰痛になっても、できる対処法はありますか???
妊娠中記、後期になれば母子共に比較的に安定します。
自分で行える腰痛対策も増えます。
自分で行える腰痛対策は大きく分けて4つあります。
- 骨盤ベルト
- ストレッチ
- トレーニング
- マッサージ
解説します。
骨盤ベルト
腰が痛すぎて、何をやっても痛い、歩いても痛い・・・
本来でしたら、ここまで痛みがでていれば、専門家に診てもらった方がいいのですが、なかなかそうもいかないこともあります。
まずはとりあえず骨盤ベルトという選択肢もアリです。
骨盤ベルトもアマゾンや楽天で、お手軽に購入することができます。
骨盤(仙腸関節)が骨盤ベルトで固定されれば、腰の痛みが、いくらかは軽減する可能性もあります。
こんな曖昧な言い方をしたのも、腰痛のタイプによっては骨盤ベルトを着けても、腰痛が全く改善しないこともあるからです。
腰が痛すぎて、どうにも困っているのでしたら、「もしラクになればラッキー!」という気楽な感じで、骨盤ベルトは試してみてもいいと思います。
ストレッチ
普段、当院ではストレッチのような施術は入れていないので、あまり偉そうなことは言えませんが、いくつかご紹介しますね。
Youtubeで検索してみても、わかりやすくまとめられたものがたくさんあります。
体調と相談して、くれぐれも無理のない範囲で行ってください。
ストレッチがうまく決まれば、腰の痛みが、いくらかは軽減する可能性もあります。
こんな曖昧な言い方をしたのも、腰痛のタイプによってはストレッチを行っても、腰痛が全く改善しないこともあるからです。
腰が痛すぎて、どうにも困っているのでしたら、「もしラクになればラッキー!」という気楽な感じで、ストレッチは試してみてもいいと思います。
トレーニング
個人的には、トレーニングが一番おススメです。
トレーニングで大殿筋(お尻の筋肉)やハムストリングス(太ももの裏側)、骨盤隔膜や骨盤底筋群(骨盤の一番底の筋肉)がちゃんと使えるようになると、骨盤(仙腸関節)がちゃんと機能するようになり、安定します。
骨盤(仙腸関節)がちゃんと機能するようになれば、腰の負担が軽減し、腰痛がラクになるということです。
ですが、妊娠中の方がトレーニングを行うのは、注意が必要です。
トレーニングを行うと、腹圧が高まるので、注意して、行ってください。
くれぐれも無理はせず、体調と相談しながら行ってください。
おススメのトレーニング種目はスパイン・ヒップリフトです。
スパインヒップリフト
意外と簡単そうに見える種目ですが、なかなかフォーム習得が難しい種目です。
ゆっくりと焦らずじっくり取り組んでみてくださいね。
動画の補足と注意点
- 腰を痛めないためにも、腰や背中からではなく、お尻からしっかり上げること。
- 腰を痛めないためにも、足の裏をしっかりと地面に着けて行うこと。
- 腰を痛めないためにも、膝が内側に入って(内股)に入りがちなので、しっかりと足首の向きと膝の向きをそろえて行う。
- 腰を痛めないためにも、反動つけて行わないこと。
- お腹が大きくなってきていますから、無理をして行わないこと。
です。
じつこいのですが、正確なフォームでおこなうのは、難しいです。
骨盤周辺の関節、筋肉を機能させるには、最適なトレーニングです。
是非、無理せずに取り組んでみてくださいね。
マッサージ
これは、アレですね。
基本的には、旦那さんやご両親など、家族の方にお願いしてマッサージしてもらうわけです。
これはもうテクニック云々ではないですね。
信頼関係がある方にやってもらうのが、一番効果があると思います。
一応、テクニック的な話をするとすれば、横向きで横になって行うか、座った状態でマッサージを受けることが基本となりますね。
冒頭にも書きましたが、お店や治療院で、もしマッサージや施術をうけるとすれば、まずは必ず主治医の先生にご確認ください。
主治医の先生の許可をいただいてから、施術を受けるのがベストです。
また、禁忌事項なども併せて聞くとおき、施術者に伝えると良いでしょう。
妊婦NGのお店や治療院は、結構多いです。
予約する前に、問い合わせておくと良いでしょう。
予約してお店を訪問して、いざ施術を受けることになって、妊娠中ということが発覚してお断りになったら悲しいですから。
さいごにまとめると
妊娠初期では、残念ながらあまり自分でできる対策はありません。
妊娠中期、後期になれば行える対策が増えます。
自分で行える腰痛対策は大きく分けて4つあります。
- 骨盤ベルト
- ストレッチ
- トレーニング
- マッサージ
お店や治療院で、もしマッサージや施術をうけるとすれば、まずは必ず主治医の先生にご確認ください。
主治医の先生の許可をいただいてから、施術を受けるのがベストです。
また、禁忌事項なども併せて聞くとおき、施術者に伝えると良いでしょう。
妊婦NGのお店や治療院は、結構多いです。
予約する前に、問い合わせておくと良いでしょう。
予約してお店を訪問して、いざ施術を受けることになって、妊娠中ということが発覚してお断りになったら悲しいですから。