コラム 浮き指

足の指が反っている? 浮き指を解説!

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問い合わせで多いのが

「足の指が反っている??」

「私は浮き指???」

があります。

一概には言えないのですが、

足の指が反っている=浮き指

と思っていただいても差し支えありません。

足底や足の指は、非常に重要な骨です。

足底や足の指の問題は、単に足の痛みだけに関連するだけではありません。

実は、足底や足の指がうまく使えているかどうかで、姿勢が大きく変わります。

また、姿勢だけではなく、身体の使い方や動き方も大きく変わります。

足底や足の指の問題は、全身に影響するということです。

「浮き指」の定義3つ

 

 

  1. 写真のように足底から線を引っ張って、足の指が直線上にない。
  2. 足の親指を足の甲側に折り曲げると、 90 度以上反ってしまう 。
  3. 足の裏の指の付け根の部分の皮膚が硬く分厚くなっている。

1つ当てはまる方は軽度。

2つ当てはまる方は中度。

3つ当てはまる方は重度。

という分類になります。

軽度な方は、セルフケアで改善する可能性がありますが、中度や重度の方は、専門家に診てもらったほうがいいでしょう。

浮き指が全身に与える影響

「浮き指」の方は、指が反っているため、足の裏を全て使えていません。

足の裏を全て使えないことも問題です。

足の裏にはたくさんの感覚受容器があり、脳に情報を送っています。

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丸印がある部分が感覚を感じる神経が集中している場所です。

また、この場所は足底筋膜炎で痛みを感じる部位に合致するところも多いです。

浮き指の方は、指が浮いているわけですから、足の裏を全て使えないため、脳に適切な情報が送られていません。

結果として、変に力が入ってしまったり、姿勢などに問題が出てきます。

その状態で日常生活を送ったり、スポーツなどの身体活動を行うため、疲れやすかったり、ケガや痛みが出やすくなります。

参考論文

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2290100/

また、歩行観察、足部評価でも足部の内在筋(足の裏にしかない筋肉)は注目されません。

足の内在筋の活動度は全身の動きに影響します。

野球、サッカー、ラグビーなどスパイクを履いて行う競技の選手はトップレベルでも足の内在筋の活動低下は見られます。

下腿の外在筋活動で代償動作として補填しているケースは多いです。

参考論文

https://bjsm.bmj.com/content/49/5/290

浮き指の方は回内足になりやすい

この距骨、踵の骨が、回内運動と言って、内側に倒れてしまうことが原因で、足首のねじれが始まります。

足首が過剰に回内してしまうことを、オーバープロネーションと言います。

浮き指の方のほとんどが、足首が過剰回内(オーバープロネーション)しています。

ちなみに回外足はハイアーチのことです。

回外足の方よりも、足首が過剰回内(オーバープロネーション)している方の方が圧倒的に多いです。

浮き指が改善するとどうなるの?

浮き指で回内足だと、こうなります。

これをわかりやすくすると、こうなります。

下半身全体のねじれ、骨盤の歪みに繋がっていきます。

逆に、浮き指が改善されると、こうやって改善していきます。

浮き指が改善すれば、下半身全体のねじれ、骨盤の歪みがなくなり、姿勢やO脚も改善します。

すると、身体の動きにも連動性が生まれます。

まとめ

 

  1. 写真のように足底から線を引っ張って、足の指が直線上にない。
  2. 足の親指を足の甲側に折り曲げると、 90 度以上反ってしまう 。
  3. 足の裏の指の付け根の部分の皮膚が硬く分厚くなっている。

1つ当てはまる方は軽度。

2つ当てはまる方は中度。

3つ当てはまる方は重度。

という分類になります。

軽度な方は、セルフケアで改善する可能性がありますが、中度や重度の方は、専門家に診てもらったほうがいいでしょう。

おまけ 足の解剖学

 

足首は、上の図を見ていただければわかりますが、小さな骨の結合体です。

精密機械のように、それぞれの骨が、複雑で細かい動きをしています。

足首の骨

  • 7個の足根骨(踵骨、距骨、舟状骨、立方骨、3個の楔状骨)
  • 5個の中足骨 
  • 14個の趾節骨
    から構成されています。

踵骨、距骨、舟状骨、立方骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、中足骨、基節骨、中節骨、末節骨という骨です。

親指のみ、基節骨と末節骨の2本で構成されています。

親指には、中節骨がありません(手の親指も同じ)

余談ですが、もともと小指の関節は3つあったが、日本人の多くは、2つしか関節がないそうです。

また、この距骨という骨は、人体で唯一筋肉が付着していない骨です。

足への施術を行うためには、足根骨は当然、触診ができるようになっておく必要があります。

足首のアーチ

足首のアーチには3つの役割があります。

  1. 足を蹴り出すバネの役割
  2. 衝撃の緩衝をするクッションの役割
  3. 足の裏の筋肉や神経の保護をする役割

足首のアーチは横のアーチ(2つ)と縦のアーチがあります。

縦のアーチ

  1. 内側縦アーチ :踵骨-距骨-舟状骨-内側楔状骨-第1中足骨 いわゆる土踏まずで、歩行と密接な関連があります。
  2. 外側縦アーチ:踵骨-立方骨-第5中足骨 内側縦アーチと比べると、低く、長さも短い。 体重を支持する働きがあり、バランスと密接な関連があります

横のアーチ

  1. 横アーチ 内側楔状骨-中間楔状骨-外側楔状骨-立方骨
  2. 横アーチ 第1中足骨頭から第5中足骨頭 

ざっくりいうと、横アーチの低下が外反母趾で、縦アーチの低下が内反小趾となり、内足縦アーチがない状態が扁平足(回内足)です。

足首の筋肉

  • 距腿関節・距骨下関節 後脛骨筋、長腓骨筋
  • 内側縦アーチ 母趾外転筋、後脛骨筋、前脛骨筋、長腓骨筋、短趾屈筋、短母趾屈筋
  • 外側縦アーチ 長腓骨筋、短腓骨筋、小趾外転筋
  • 横アーチ 母趾内転筋、長腓骨筋

足首の靭帯

靭帯は、骨と骨をつなぐものです。

人間の靭帯の、およそ身体の4分の1の靭帯が足首に集中しています。

  • 外側側副靭帯が内反制動に働きます。
  • 内側側副靭帯は外反制動に働きます。
  • 底側踵舟靭帯が内側縦アーチの支持を行います。
  • 長足底靭帯が外側縦アーチの支持を行います。
  • 深横中足靭帯が横アーチの支持を行います。
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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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