腰痛

うつ伏せで寝るのは、腰に良くない?

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うつ伏せで寝てしまうと、腰が痛い・・・

「朝起きると、うつ伏せで寝てしまっています。そのためか、腰が痛いです・・・」

と相談を受けることがあります。

最初は、仰向けだったり、横向きに寝ているそうなのですが、気がつくとうつ伏せになっているそうなんです。

結論から言うと、うつ伏せで寝るのは、腰には良くないです。

うつ伏せで寝てしまうと、腰が反ってしまいます。

うつ伏せで寝ない方がいいのですが、気がつくとうつ伏せになってしまう理由があるのです。

なぜ、気がつくとうつ伏せになってしまうのでしょうか?

なぜ、うつ伏せで寝ると腰に良くないのかを説明します。

なぜ、寝ている間にうつ伏せになってしまうのでしょうか?

肋骨の可動性がない、または反り腰が原因です。

肋骨の可動性がない方は、うつ伏せで寝ると、肋骨が緩み、呼吸がしやすくなるのです。

肋骨の可動性がない方は、呼吸がラクなので、寝やすくなります。

気がつくと、うつ伏せで寝てしまうのが、呼吸がしやすくなるからなんです。

もちろん、通常は逆です。

肋骨の可動性がある方は、うつ伏せで寝た方が肋骨の動きが悪くなり、呼吸がしづらくなります。

「ついつい、うつ伏せで寝ちゃうんだよねー」

という方は、相当に肋骨の可動性がよろしくないものだと思われます。

肋骨の可動性がない、というのは?

肋骨は、体幹部のど真ん中にある骨です。

ちょうど、鳥かごのように臓器を包んでいます。

肋骨の可動性といっても、あまりピンとこないかもしれません。

腰痛や肩こりなどの身体の不調を抱える方の多くが、肋骨の可動性がありません。

具体的には、肋骨が前方、上方に変位して動かなくなっています。

肋骨が動かないと呼吸にも影響が・・・

「具体的には、肋骨が前方、上方に変位して動かなくなっています。」と書きました。

呼吸でいうと、息を吸ったまま、うまく吐けなくなっているのです。

息を吸えるのですが、息を吐きにくくなっているのです。

例えば、

  • 朝起きたらすでに疲れている。
  • とにかく疲れやすい。
  • 頭痛が出やすい。
  • 体温が低め 
  • 冷え性

などに当てはまる方は、肋骨の可動性がなく、呼吸に問題があると考えられます。

肋骨は身体の中心にある。

肋骨は身体の中心にあります。

例えば、身体を前屈させたり、反ったり、捻ったりする動きでは、必ず肋骨の動きが関わってきます。

この肋骨が、うまく動いてくれなければ、前屈させたり、反ったり、捻ったりする動きに影響が出てきます。

肋骨が動かないわけですから、腰や首が動きすぎてしまいます。

腰や首が動きすぎて、腰や首が痛くなるわけですね。

肋骨が前方、上方に変位しているということは?・・・

ここまで、この記事を読んだ方はお気づきかもしれませんね。

反り腰になっている方は、肋骨が前方、上方に変位しています。

肋骨の問題が改善すれば、反り腰の問題が改善することもあれば、反り腰の問題が改善すれば、肋骨の問題が改善することもあります。

もちろん、肋骨、反り腰の問題を両方改善していった方がいいですけどね(笑)

反り腰とは?

反り腰

画像引用元 http://internalreform.seesaa.net/article/435872367.html?1459294993

反り腰とは、上記の図のように、腰椎(腰の骨)、仙骨の前傾が通常よりも強い状態です。

反り腰とは、グッと、お腹を突き出して、胸を張った状態と言ってもいいかもしれませんね。

まあ、この反り腰の状態で寝れば、仙骨が当たって違和感が出たり、腰も痛くなりそうですよね。

この辺りは、説明不要かと思います。

反り腰を改善するには?

反り腰を改善するべく、ウェブ検索して調べてみますと、

  • 腹筋が足りない。
  • 背筋が足りない。

のどちらかが書かれています。

これじゃ、困っちゃいますよね。

反り腰になってしまうのは、結果であり原因ではありません。

反り腰になってしまうのは、足首が原因なのです。

姿勢を足首でコントロールする。

実は、子どもは姿勢を足首でコントロールしています。

姿勢を足首でコントロールするのは、基本なのです。

姿勢を無意識のうちに、足首でコントロールしていますので、できなくなってしまうとコントロールできなくなるのです。

例えば、足首の動きなどの問題が起き、姿勢が足首でコントロールできなくなったとします。

すると、今度は足首の動きをカバーしようと、股関節でコンロールしようとするのです。

実は、腰などが痛くなるのはこのメカニズムです。

足関節の動きが悪くなると、代償的に股関節の周辺の筋肉が過剰に動きます。

足首の負担を、股関節で肩代わりするわけですね。

足首の負担を、股関節で肩代わりするということは、股関節周りの筋肉にも負担が大きくなります。

すると、股関節の可動域にも影響が出ますよね。

股関節の可動域や、運動に関する筋肉(大腰筋、大臀筋、中臀筋、梨状筋・・・など)が腰痛に影響していることは、説明不要だと思われます。

もっと言うと、股関節の可動域や骨盤や股関節の筋肉に問題を発生させているのも、足首に問題があるとも言えます。

ハイヒールなどで、足首の動きにロックをかけてしまうと、骨盤や股関節に問題が起こり、頭が前方にいくことで、バランスを取っているとも言えます。

足首の問題を解消せずに、上半身だけでなんとかしようとしても、結果が出ないには当たり前なのです。

反り腰を直すには、足首から直していくべきなのです。

特に長年ひどい反り腰で悩んでいる方こそ、足首に大きな問題が起きています。

反り腰の原因の70%が足首の問題

足首は、上の図を見ていただければわかりますが、小さな骨の結合体です。

精密機械のように、実に複雑で細かい動きをしています。

骨と骨をつなぐ靭帯ですが、およそ身体の4分の1の靭帯が足首に集中しています。

足首は、そのくらい複雑で細かいのです。

表題にも書いた通り、猫背の方の足をチェックすると、足首の過回内(オーバープロネーション)がおきています。

画像参考元 http://bullion.co.jp/archives/43

足首の過剰回内という問題

足首の過回内が、反り腰とどんな関係があるのか?

と思いますよね。

上の図を見ていただければわかるのですが、足首が崩れてしまっているので、すねの骨(脛骨や腓骨)が捻れます。

すねの骨が捻れれば、膝が内旋します。

膝が内旋すれば、股関節が内旋します。

股関節が内旋すると、骨盤が前傾し、いわゆる反り腰の状態になります。

反り腰になると、どうしても肋骨が前方に突出しますから。

反り腰

手の酷使、腕のねじれも原因の一つ

また、肋骨の可動性がなくなるのは、手の酷使や腕のねじれも原因の一つです。

腕は、肩から生えているイメージかもしれません。

腕は、胸骨、背骨から生えているイメージなのです。

肋骨は腕の一部といっても過言ではありません。

肋骨の可動性がない方は、肩から腕や手を使っているイメージなのです。

背骨から、腕の力を出力するイメージで、身体を使えると、肋骨がうまく使え、可動性がなくなると言うことは少なくなります。

足だけではなく、腕や手の使い方を見直す必要があります。

最後に・・・

なぜ、寝ている間にうつ伏せになってしまうのかと言いますと、「肋骨の可動性がない、または反り腰」が原因です。

肋骨の可動性がない方は、うつ伏せで寝ると、肋骨が緩み、呼吸がしやすくなるのです。

肋骨の可動性がない、反り腰を改善するには、様々な方法があります。

肋骨は身体の中心に位置しますので、全身の影響を受けます。

具体的には、足首の使い方と腕や手の使い方を改善する必要があるのです。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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