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グルコサミンの効能・効果を調べてみました。

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豊島区池袋/東長崎「ながさき整骨院」グルコサミンの効能・効果を調べてみました。

はじめに

あなたは、グルコサミンって聞いたことありますか?

CMでもやっていますよね。

「グル〜グル〜グルコサミン」みたいな印象深いフレーズとかです。

ああいうCMや広告見ていると、なんとなく関節に良さそう?なイメージをお持ちではないでしょうか?

実際のところ、どうなのでしょうか?

本当に効くのでしょうか?

整骨院や整体でグルコサミン勧められたことありませんか?

お値段もそれなりにしますよね。

効果って本当にあるんでしょうか?

最近、出たように感じますが、実はかなり大昔からあります。

実は未だに医薬品にはなっていません。

あくまで食品扱いです。

顕著な効果が出てしまうと、医薬品扱いになってもおかしくないんですよね。

効果があるということは、その代わり副作用も強いということです。

効果が強いものは、リスクが上がるということです。

痛み止めなんかもそうですよね。

疼痛鎮痛作用が強くなれば、その分リスクが上がります。

実は、健康食品でも副作用が指摘されて、販売中止になってしまう商品はあります。

副作用が出るということは、効果も出てるはずです。

そういった商品は、医薬品の申請をするか、販売中止にするか、2択を迫られます。

グルコサミンが本当に効果がバッチリ出ているのでしたら、副作用もバッチリ出ているはずです。

そうなれば今頃医薬品として売られていると思います。

海外の研究ではこんなデータを見つけました。

下記は引用になります。

2010年の報告で少し古いのですが、ノルウェー・Oslo大学のPhilip Wilkens先生たちが、慢性腰痛で変形性腰痛症の患者を対象にグルコサミンの影響を大規模かつ長期的に調べました。
 その結果グルコサミンはこれらの患者の疼痛関連の機能障害や痛みの強さ、暮らしの質を改善に効果がなかったことを、JAMA誌2010年7月7日号に発表しました。
 変形性腰椎症のある慢性腰痛患者がグルコサミンを服用する頻度は高まっているにもかかわらず、その有効性を調べた信頼のできる研究はほとんどありませんでした。
 そこで先生たちはグルコサミンが処方薬としてのみ用いられているノルウェーで調査を行いました。
2006 年12月から08年7月までにOslo大学病院の外来を受診した25歳以上の腰痛患者の中から、痛みが6ヶ月以上続いており、MRIにより変形性腰椎症と 診断されノルウェー版Roland-Morris障害質問票(RMDQ、0~24で表したスコアが高いほど障害は深刻)のスコアが3以上だった250人を 登録しました。
 無作為に1日1,500mgのグルコサミン(125人、平均年齢47.5歳)または効果のない偽薬(125人、49.4歳)に割付け、6ヶ月間経口投与し、治療完了から6ヶ月後まで追跡しました。
 効果判定は6ヶ月後と12ヶ月後の疼痛関連の機能障害とし、RMDQを用いて評価しました。

安静時と活動時の腰と脚の痛みのつよさはNumerical Rating Scale(NRS、「0=痛みなし」から「10=最悪の痛み」まで11ポイントで表す)
により評価しました。
 健康関連QOLの評価はEuroQol-5 Dimensions(EQ-5D)を用いて行いました。
 調査開始時のRMDQスコアの平均値は、グルコサミン群9.2、対照群9.7。6ヶ月時のスコアの平均値はどちらも同じ5.0。12ヶ月後ではグルコサミン群4.8、対照群5.5で常に差は見られませんでした。

なんにもしなくてもスコアが下がっていくということです。

 NRSの比較においても、安静時の腰痛、安静時の脚痛、活動時の腰痛、活動時の脚痛の全てにおいて有意差はありませんでした。
 EQ-5Dにおいても全ての評価時点で両グループに差はみられませんでした。
 加えて、各評価指標において臨床的に意味のある最低限の改善、RMDQスコアでは3ポイント以上の低下、NRSでは2ポイントの低下を示した患者の割合も比較しましたが、どの指標においても差は見られませんでした。

 なお、割り付けられたグルコサミン以外に鎮痛薬や理学療法などを利用した患者と全く利用しなかった患者のレベルにも差は見られませんでした。

結論から言うと、慢性腰痛やひざ痛には飲んでも飲まなくても変わらないようです。

ところが、グルコサミンを飲んでもバッチリ効いてしまう方もいます。

プラシーボ効果という言葉を聞いたことありますか?

プラシーボ効果とは?

プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の「I shallplease」(私は喜ばせるでしょう。)に由来しているそうです。そこから患者さんを喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったのです。通常、医学の世界では乳糖や澱粉、生理食塩水が使われます。従って、プラシーボ効果(反応)は、このような薬理作用のないものによりもたらされる症状や効果のことをいいます。それはいい場合と(治療効果)、悪い場合(副作用)の両面があります。「これは痛みによく効くよ。」といわれて、乳糖を飲んで、痛みがなくなったり、逆に吐き気がでたりすることがあります。この場合、プラシーボにあたるのが乳糖であり、プラシーボ効果にあたるのが、鎮痛効果であり(治療効果)、吐き気(副作用)であるわけです。
プラシーボ効果がどうして起こるかについては、次のようなことが考えられています。
1)暗示効果、2)条件付け、3)自然治癒力、4)その他

参考文献
中野重行 臨床薬功評価:Placeboをめぐる諸問題のポイント 臨床薬理 Vol.2,611-615 1995

というものです。

グルコサミンを潜在意識のレベルから、効くと思って飲むと、なんと効いてしまうということです。

それほど目立った副作用もないのでしたら、良いのかもしれませんね。

まとめ

グルコサミンに、医学的に効果があるということはなんとも言えない。

ただ、プラシーボ効果で効果が出る方もいる。

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川崎浩司

「ながさき整骨院」代表 合同会社FRAGMENT 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 WCCA認定 上級ウェブ解析士 医学的根拠に基づいた施術のこと、体作り、ダイエット情報を発信していきますのでよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちらこちら 

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